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ナレーション
中学の頃から両想いだったと分かり
ナレーション
晴れて交際を始めた花恋と凛世(りんせ)
ナレーション
付き合い始めて早半年
ナレーション
高校卒業まであとわずかとなったある日
ナレーション
凛世の幼馴染である梓が
ナレーション
花恋を呼び出した
梓
花恋ちゃん．．．言ってなかったけど
梓
私、凛世が好き
花恋
えっ
梓
私と凛世は幼馴染でね
梓
幼い頃からずっと一緒だったの
梓
家も隣同士だし
梓
何かあるとね、必ず凛世が助けてくれたの
梓
親同士も仲がいいし
梓
前から、私たちを結婚させようとか話してて
梓
だから、花恋ちゃんと付き合うって聞いた時は驚いた
梓
てっきり、凛世は私のことを
好きでいてくれてるんじゃないかって思ってたから
好きでいてくれてるんじゃないかって思ってたから
花恋
．．．そうなんだ
花恋
あの、簡潔に言ってくれる？
梓
──凛世と別れてほしい
梓
凛世が花恋ちゃんと付き合ってるのは
梓
きっと一時的な気持ちだと思うの
梓
こんなこと言うのは悪いけど
梓
私の方が凛世のこと、ちゃんと分かってるつもりよ
梓
だから花恋ちゃんには譲れない
梓
私今から告白してくる
梓
．．．凛世が好きなら、別れて
花恋
梓ちゃんに、告白されたの？
凛世
なんだ、知ってたの？
花恋
．．．うん。
凛世
別に気にすんなよ
凛世
ちゃんと断ったし
凛世
俺は梓のこと好きだと思ったこともない
花恋
でも、、、梓ちゃんは諦めないって言ってたよ
花恋
凛世のこと一番分かってるのは自分だって
花恋
凛世はそんな気なくても
花恋
好きでいるって言ってたよ
凛世
花恋．．．俺がどれだけお前を好きか分かんの？
凛世
いくら梓が諦めなくても
凛世
俺だって花恋のことは諦めない
凛世
中途半端な気持ちで花恋と付き合ったりしない
凛世
花恋を好きになって初めて
凛世
人を想う気持ちって素晴らしいって思えた
凛世
花恋以上に好きになれる人なんていないと思えた
凛世
俺が大切なのは、花恋だから
凛世
凛世
とか熱く語んの恥ずいから、察して
花恋
凛世．．．
花恋
ありがとう（*＾＾*)
花恋
世界中の誰よりも、あなたが好き
花恋
大好きだよ。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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