寧々
依代に貼って
あるお札・・?
じゃあスミレ
ちゃんはまさか
・・)
凛花
スミレ
わたくしはあなたの
思う通りの者
六番目の依代です
あなたは当代の巫ね?
寧々
スミレ
依代を壊す力を
持っている・・
それとあなたは
零番様ですね?
凛花
スミレ
七不思議の
リーダー・・
構いませんわよ
寧々がそうしたい
なら
この札を剥がして
くださっても
寧々
凛花
ふーん( ¯꒳¯ )
スミレ
一日だけ待って
くださらない?
凛花 寧々
スミレ
明日はわたくしの
結婚式なの
だからお願い
わたくしが依代だと
いうこと
明日まではゴンにも
内緒にしていて欲しい
の明日はとても大事な
日ですから
寧々
スミレちゃんは
どうしてか少し
寂しそうに見えて
なんだかそれ以上
のことを聞けなく
なってしまった)
・・わかった・・
スミレ
凛花は?
凛花
になっている)
(かほ)わかった・・
私はOKですけど
この私はOKか
分からないよ?
スミレ
大丈夫ですね!
凛花
(戻った)・・・
スミレ
凛花
スミレ
寧々、凛花手を出して
お礼に差し上げますわ
お守りよ
きっと寧々と凛花を
守ってくれるはず
お揃いですわね♥
エヘ・・
凛花 寧々
ありがとう・・
(にこ)
スミレ
そろそろお風呂に
入りましょうか
寧々
スミレ
あなた
魚だったの?
寧々
バサッ (布団をしいている)
スミレ
置いていて
良かったですわ
3人とも今夜は
ここでお休み
するのよ
凛花と寧々は寝巻き借りた
寧々
スミレ
恩知らずなゴンが
わたくしを嫌う
から・・(しくしく)
花子くん
嫌ってはない
・・
スミレ
ゴン
仲良くします?
寧々
(スミレちゃんには
ああ言ったけど・・
やっぱり花子くんに
依代のこと話して
おいた方がいいの
かも・・
・・でも花子くんて
最近過激な行動が
目立つのよね
もし相談したら・・)
(想像している)
うーん
スミレ
そろそろ失礼
しますわね
良い夢を
(タン)
花子くん
は〜
やっと行った
凛花
もう1人の私
出てきて〜
かほ(魔法使い)
凛花
かほ(魔法使い)
寧々
花子くん寝ないの?
花子くん
必要ないし
凛花
見張っているから
寧々ちゃんとかほは
少し休んだら?
疲れたでしょ
寧々
かほ(魔法使い)
寧々
かほ(魔法使い) 寧々
花子くん(二人)
凛花ちゃん(寧々)
凛花(かほ)
凛花 寧々
(なでなで・・)
寧々
スミレちゃんの
ことは明日まで
黙ってることに
しよう
依代を壊す以外
でもここから出る
方法はあるかも
しれないもんね・・)
朝・・
寧々
キャニオンちゃん
ゴミを食べないで
・・ゴミを・・
かほ(魔法使い)
?? (ゆさゆさ)
寧々
・・・
ぎゃあああ
(ガタタッ)
かほ(魔法使い)
寧々
ななな・・
ハアハア
かほ(魔法使い)
(ちょっと待って
なにかつけてある・・)
(鈴?)(スミレちゃんから
貰ったのかな?・・
まあいいや。)
寧々
もしかして昨日の人達
の仲間!?
まさか私たちを捕まえ
に・・)
お面をつけた人 ・・この度は 誠におめでとう ございます・・ お面をつけた人達 おめでとうござい ま〜すっっ!!
寧々
え?
かほ(魔法使い)
寧々
なんで脱がすの!?
かほ(魔法使い)
お面をつけた人達 さあさあ早く お召し替えを! あなた様達は本日の 主役なのですから! お面をつけた人 綺麗にしないと いけませんよ スミレ様、ゆり様 今日はめでたき 華燭の典 あなた様達のご婚礼なの ですから
かほ(魔法使い) 寧々
そっか今日は
スミレちゃんと・・
・・)ん?
寧々
お面をつけた人 ええ あなた様達の
寧々
スミレちゃん
じゃないんです
けど・・
かほ(魔法使い)
ゆり様?
お面をつけた人 ・・ さては寝ぼけて いらっしゃいますね スミレはあなた様 (寧々ちゃんのこと)、 ゆりはあなた様では (かほのこと) ございませんか あとあなたはスミレ様の 昔からのお友達のゆり様では ございませんか
かほ(魔法使い) 寧々
お面をつけた人 さあ お前たち 急いで出立の準備を とうに昼を過ぎています
寧々
スミレちゃん
じゃなくて
凛花
昔からの友達のゆり
様っていう子じゃなく
って(あれ?・・)
仮面をつけた人 ではスミレ様とゆり様 参りましょう! 参りましょう!
かほ(魔法使い) 寧々
人違いなんです
(だだだ)えええ!
(連れていかれている)
きゃ〜・・
仮面をつけた人 お祝い申し上げます スミレ様〜ゆり様〜 おめでとうございます〜
スミレ
4人とも
ゆり
スミレ
ゆり
この子達だれ?
スミレ
ゆり
そっか〜
この子達に私の
こと言ってない?
スミレ
ゆり
スミレ
あたりまえですわ!
ゆり
色々と面倒だからね〜
スミレ
凛花と花子くんは 倒れていた
寧々
・・っ
この人たち・・
なんで私とスミレ
ちゃん、かほちゃん
とスミレちゃんの
お友達のゆりって
いう子を勘違いし
ているのかしら
別に似てないと
思うけど・・
とにかく誤解を
解かなきゃ)
あのっ 私 寧々なん
ですけど!
(・・って全然聞いて
くれないし!花子くん
と凛花ちゃんもいない
し・・)(キョロキョロ)
(かほちゃんは黙ってる
し・・)このままだと
私・・(私・・六番さん
と結婚しちゃうんじゃ
・・!?)
(想像している)
ダメでしょ(ばっ)
かほ(魔法使い)
(ばっ)
かほ(魔法使い) 寧々
仮面をつけた人(女性) きゃースミレ様!ゆり様! 仮面をつけた人(男性) いけません お戻りくださいっ 誰かーっっ!
寧々
って一生の思い出
だし!
私達が参加しちゃ
ダメだと思うの
本人を呼んでくる
から!!
かほ(魔法使い)
仮面をつけた人達 スミレ様〜ゆり様〜
かほ(魔法使い) 寧々
寧々
ちゃんと連れて
戻ってくるから
仮面をつけた人 (ドス) お役目から 逃げようと するなど なんと不出来な巫達か
かほ(魔法使い) 寧々
うえ・・
仮面をつけた人 この村に生きる すべての者達の ためにも スミレ様とゆり様には 今日 死んでもらわないと 困るのよ
かほ(魔法使い) 寧々
仮面をつけた人 ああ違いました 向こう側にお嫁に 行くのでしたね スミレ様とゆり様は あれを 仮面をつけた人(男性) は 仮面をつけた人 本来これは三々九度 の巫に注ぐはずの霊薬 手順通りに進めた かったのですが 致し方ありません さあお飲みなさい さすれば死への恐れも 消えましょう
寧々
イヤ!放して・・
(ごくん)(ぐにゃ)
(あ・・)
かほ(魔法使い)
くっ!
貴方様もです ゆり様・・
かほ(魔法使い)
放して!
(ごくん)
(ぐにゃ)
あ・・
仮面をつけた人 スミレ様は 特別な血筋の娘 その命と引き換えに 神は村に加護をくださる 加護なくして この呪われた地で 生きていくことは できません スミレ様が逃げれば 我らはたちまち 物の怪共に食い荒らされて 滅んでしまう みんな死んでしまうのです それにね彼岸へ渡るのは とても幸福なことなのです だってそうでしょう 神の許へ嫁ぐのですから あとゆり様はそれを見守りつつ 一緒に行ってもらいます。 今回は特別に許されたことです。
かほ(魔法使い) 寧々
特別・・
仮面をつけた人 ええそうよ 分かりますよね スミレ様ゆり様
かほ(魔法使い) 寧々
仮面をつけた人 よろしい では源の当主様に 言伝てを万事恙なく 進行しておりますと 予定通り夕刻にはそちらに 到着するでしょう
かほ(魔法使い) 寧々
ふわふわする
私・・今何してる
んだっけ・・
子ども・・
スミレ(小さい頃)
だれもスミレと
おはなしして
くれないの・・
目もあわせて
もらえない
おとうさま
おかあさまの
おかおだって
わからない・・
あなたたちは
スミレのそばに
いてくれる?
困ったときは
助けてくれる?
六番
ぼくはきみ達の
世話役やからね
ゆり(小さい頃)
私はスミレの
お友達でしょ!
スミレ(小さい頃)
やくそくね・・
そして・・
スミレ
わたくしの
ような子が
神に捧げられる度に
作られるのだって
わたくし達もいつか
神様のところへ
お嫁に行ったら
こうなるのかしら
ゆり
私は特別
らしいからね〜
六番
赤根はそういう家や
スミレ
そこは嘘でも
”そんなことない,,
と言うところです
わよ
正直な人達ね
そういうところが
好きなのですけど
六番
ゆり
好きってこと
でしょ〜
スミレ
ねぇ あなた達は
わたくしのこと
好き?
ゆり
スミレ
六番
ぼくは主命で
きみ達の世話役
してるだけや
それ以上も以下
でもない
スミレ
つまらない
お返事!
ゆり
スミレ
お嫁に行くなら
あなたが貰って
くださればいいのに♥
六番
スミレ
ほんとに・・?
ゆり
六番
スミレ
六番
言うたんやん
スミレ
知りませんわ!
(ダッダッダ)
(走っていった)
ゆり
なればいいのに〜
あなた。
六番
ゆり
(ダッダッダ)
(走っていった)
待って〜スミレ〜