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これは俺がガキの頃の話や
今から大体100年前
俺が6歳の時
注意 暴力 オリキャラ 自衛してください
俺はいつも通りに過ごしてた
俺の家計は至って普通
でも、
父が最悪な人やった
母はそんな父に怯えてなんも 口出しできんかった
それ以外は
ごく普通の家系
それが、
壊れるなんて、
思いもせんかった
ある日俺が帰ったら家に 人集りができてた
10何人とかのレベルやない
何十人っていう数の人や
俺はびっくりした
家が燃えてたんや
俺はそこで絶句したよ
言葉も出んかった
珠夜
ただ目を見開いて、膝を地面に着けた まま、涙を流した
大切な存在を失ったんや
俺は父の祖父母の家に引き取られた
そこでは2人とも優しかった
珠夜
珠夜
おばあちゃん
おじいちゃん
珠夜
珠夜
おばあちゃん
おじいちゃん
珠夜
そこでの生活は充実してた
毎日飯を与えてもらい
風呂に入って
遊んで
暖かい布団で眠る
当たり前やと思うことでも
一つでも欠ければ
生活リズムは崩れる
俺は幸せやった
あいつが来るまでは
珠夜
おかえり
という言葉
いつもは玄関まで来て言ってくれる
でも、
声も、足音も、なかった
でも、
俺は察してしまった
玄関から、
いや、
リビングの扉の隙間から
真っ赤な彼岸花のような液体が
流れてたから
珠夜
俺はそこで固まった
本当なら
逃げなきゃ行けないのに
そこからの記憶はほとんどない
黒い男が
俺を殴ったことだけは
覚えてる
でも、目が覚めたら
ソファーの上やった
見覚えのない
真っ暗な部屋
じいちゃんとばあちゃんの
悶える声が聞こえた
そんな中、
じいちゃんが叫んだ
"キルア!逃げろ!!"
珠夜
珠夜
俺は窓から飛び降りた
何も考えず
珠夜
??
??
??
??
珠夜
目の前に、
赤髪ひとつ括りの巫女がおった
いや、
巫女じゃない、
鬼だ
珠夜
??
??
珠夜
俺はその鬼、百合香と魔界に
住むこととなった
主
珠夜
主
主
珠夜
珠夜
主
珠夜