ut
…えっと、…何方?
zm
…なんや、もう忘れたん?俺はゾムやで
…ゾムって人と声が違う…、 彼は、…誰だ? 凄く見た目は似ているが違う。
em
…ちょっと、
zm
辞めてや、エーミール。ちょっとぐらいええやん?
ut
…あの、…失礼やったらすんませんなんやけど、…キミ、誰や?
zm
…はぁー、つまらへんの。
os
俺は、オスマン。ここの幹部やで
ut
…オスマン?
os
…マンちゃんって呼んでもいいめぅ〜!
てへ、みたいな瞳でこちらを向いて笑う。
ut
…ぇっと、…
os
何かゾムと喧嘩したらしいやん。
os
…ゾムに何したの?
ut
いや、…僕は…、
os
んま、…ええわ。
os
お話をしようか。…鬱大先生?
ut
…お話?
os
エミさんは、此処座っといて
em
あ、…はい。
すると、オスマンと名乗ったその人は こちらへと足を運んでくる。 そして、…手を伸ばしてきた
os
握手…しよーや?
ut
え、…あ、はい。
握手をした。
os
…なぁ、……なんでさ、…君って
os
そんなに、…
??
…まんちゃん、…ダメだよ。…
os
…げどちゃん。
…知らない人しか出てこない。 もう、…なんなんだ、?
??
言っても…いいかもしれない。けど、…それは…それはさ、…ダメなんじゃ無いかなって俺思うんだよね。
os
…やって、可哀想やん。
os
___なのに、__のように扱われてるなんてさ
ut
…ッは、…?
ut
いま、…なんて、……?
os
やーかーら。
os
ニセモノなのに、本物のように扱われてるなんてさ
os
可哀想やん?…なぁ、大センセ?
ut
…にせもの?
…そっか、僕がにせものなら、 辻褄があうんだ。 シャオロンさんの反応も、ロボロの反応、ゾムさんの反応も…ぜんぶ、
でも、僕は鬱だ。 先生の所で育った記憶がある。
此処に来た時の記憶だってある。
それに、本物がどうとかだって よく分からないし、
ut
…どういう事なん、…
??
…気にしなくていい。
??
どうか、…お願いだから
??
気づかないで。
また、僕はその瞬間 意識を失った。