yan
yan
yan
yan
yan
そう思い待って居る間は
鏡をじっと見続けた
もう一回時計の針を見てみると
その針は
4時44分になっていた
はっとして
急いで大鏡を見つめた
大鏡を見つめていても
特に大鏡は変化せず
手は伸びてこなかった
yan
yan
何回時計を見てもキッチリと
4時44分と差していた
yan
七不思議が
7つもあるならば
一つくらい嘘の七不思議があっても
おかしく無い筈だ
etさんが間違って嘘の情報を
流してしまった可能性だってある
yan
yan
そう思い
戻ろうとした時だ
ガシッ
何かが俺の足を掴んだ
恐る恐る振り返ってみると
大鏡から飛び出した無数の手が
俺の足を掴んでいた
yan
何故?そう思
もう一度、時計を確認してみても
4時45分
とはっきり書いてあった
yan
yan
当然その様な疑問が頭の中にあった
だってetさんが言っていたには
4時44分とはっきり 言っていたからだ
そう考えているうちにも体の所々を 掴まれた
そしていつの間にか身動きが 取れなくなっていた
ズルッ
真っ白で熱を感じない手は
俺をどんどん鏡の中へと引き摺り 込んでいった
yan
声も出なかった
いや、出すことができなかった
いつもetさんが必ず助けに来てくれる
けど今日は
助けに来てくれない
やっぱり俺は、いつもetさんに 頼りすぎた
俺は何もせずに見ることしか出来ない
本当に俺は
何の為に...etさんの検証のためだけに
命を失うとは思わなかった
あぁ...本当に、七不思議を 試さなければ
そう、今更思った
ズルッズルッ
気づかないうちにはもう、体の 全体が引き摺り込まれていた
暗い
何も聞こえない
そこは正に無の空間だ
手はまだ俺を離そうとしない
yan
足はしっかりと沢山の冷たい
物につかまれて居る
yan
yan
yan
yan
そう何度思った事だろう
やっぱりetさんは 俺を助ける つもりなんて
最初から、なかったのかも知れない
赤い鉛筆や赤色に染まる靴
それで助けると信じ込ませて
最終的には見捨てるつもり だったのだ
何で俺...今まで信じてたんだろ
yan
yan
yan
今更そう、思い出した
やっぱり... 俺はついてない
ずっと、ずっと...昔、あの出来事が あってから
この不幸が起こり続けている
やっぱり、バチが当たった
最後...位は助けを呼んでみても... 良いよねっ?
どうせ...この空間には俺″一人″しか
居ないし
yan
聞こえる筈も無い
「助けて欲しい」そんな ″都合の良い″
本音を漏らした時だった
知らない誰かの声が聞こえた
初めて聞く声だった
yan
そんな事、絶対に無い
まず前提にこの空間からは 出られないに決まって居る
俺、ついに幻聴まで聞こえる様に
なっちゃったのか...
yan
yan
yan
yan
yan
yan
ギュッ
yan
yan
yan
目を瞑ってある間は何が起きたか
分からなかった
でも、沢山の手に囲まれて俺たちを 引き摺り込もうとしている
それだけは分かった
yan
目を開けるともと居た踊り場に 戻っていた
明るい場所に
声が聞こえた方を見ると
そこには栗色の髪をした
一人のチャラそうな男の人が 立っていた
yan
yan
どこかで見た人だったから咄嗟に 言ってしまった
もうjppは消えて皆んなから忘れられてしまっているのに
そう思っていた
yan
yan
霊感ある?
yan
本当に言って良いのか?
確かに...あるとは言われたけれど...
でも言ったら...
コイツ心読めるのか?
yan
yan
yan
こんなチャラい奴が?
霊感あるなんて...
yan
yan
ur
yan
yan
ur
ur
yan
ur
yan
ur
yan
ur
ur
姉貴を探す為
コメント
12件
urさぁぁん!!かっこいい✨✨ 姉貴って、絶対et彡だよね!! いや、でもna彡の可能性もあるし… 続きが、気になる……!! てか、300人!?すご🎉🎉
urナイスタイミング😎👍 yanくんをたすけてくれてありがとう(誰目線だよ(殴 姉貴… etさんなのかな? 続き楽しみ! 閲覧300人越えおめでと🥰🥳
流石えのさん、いつも小説作るの上手すぎる✨続き待ってます!