主
ゆきむら。
ばぁう
ゆきむら。
まひとくん
ばぁう
まひとが急いで部屋から出ていったのを見計らって、ゆきむらに問う。
ばぁう
ゆきむら。
ばぁう
ゆきむらに座るよう指示して俺はお茶を取ってくる。
ばぁう
ゆきむら。
まひとくん
そうま
しゆん
ゆきむら。
ゆきむらがさっきまで握り潰していた紙をテーブルの上にのせる。 この前、届いたてるちゃんの盗撮写真とそれが並ぶ。
みんながいっせいにそれを覗きこんで、黙った。
ゆきむら。
ゆきむらが見つけた写真には、また、てるちゃんらしき人が写ってた。
でも、今回は、パッと見ただけじゃ、てるちゃんだって判断できなかった。
なぜなら、てるちゃんに似ている人が後ろで、手を、足を、拘束されて、眠っている写真だったから。
てるちゃんだって、すぐに分かったけれど、脳がそれを認識するのを嫌がって、すぐに判断出来なかった。
しゆん
ばぁう
しゆん
ばぁう
ばぁう
ばぁう
まひとくん
ばぁう
そうま
ゆきむら。
俺が黙って頷く。 俺たちの間に沈黙が続いた。
まひとくん
まひとの吐き捨てるような声が聞こえた。
そうま
そまの優しい声にまひとが目をゴシゴシ擦りながらこくり、と頷いた。
しゆん
そうま
まひとくん
ゆきむら。
しゆん
ばぁう
身に覚えがないけど、この中じゃ誰よりも他校と喧嘩してるのは俺だ。
そうま
そうま
ゆきむら。
しゆん
ばぁう
そうま
レッツ、ゴー!!!!
コメント
9件
任せてみんな! ボッコボコのフルボッコにしてやる!
さすがみんな!僕も加勢していいっすかね(((
今回も面白くて続きが気になる(っ ॑꒳ ॑c) 毎回楽しみにしてます!! 応援してます🎌🔥