拝啓、未来へ

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アラームの音で目が覚める

俺は嫌々ベッドから起き上がり、準備を進める

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少し焦げたトースト、形が崩れた目玉焼きを頬張る

テレビからはいつも通りニュースが流れていた

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食器を片付け、重い足どりで玄関に向かった

俺は大きいため息をついた

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嫌々ドアを開けた

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空は雲ひとつない晴天だった

街にいる大勢の人の声や足音、 小鳥のさえずりや風に揺れる木のが聞こえる

ここは街の中心部のため朝早くから通学者や通勤者など多くの人で賑わっていた

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でも俺はこんな変わらない日常が好きだった 俺は今日もいつも通りそんな日常が過ぎていくと思ってた

突如、街に鳴り響いた警報音

"緊急速報です。99.9%の確率で巨大隕石が1時間以内に地球に落下するとアメリカ大統領の声明が発表されました。この巨大隕石が地球に落下した場合、生存する確率は0.001%だと予測されています。〜"

いきなりすぎる出来事に、俺は理解が出来なかった

これを聞いた人々は混乱しパニック状態に陥っていた

地球に隕石が落下するなんて、あるはずない

そう思っていた

と、ひとりの女性の叫び声が聞こえる

まさかとは思い、空を見上げた

隕石が徐々に近づいて来ているのが見えた

もうすぐ地球に隕石が落下する

でも、俺はこんな現実を受け入れたくなかった

いつも通りの変わらない日常が壊れていくのが怖い

俺は呆然とその場に立ち尽くしていた

決して止まることのない隕石を目の当たりにした俺は目を瞑る

その瞬間、激しい爆発と爆発音が響き渡った

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アラームの音で目が覚める