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突然だが俺には友達がいない。
名前と容姿負けしてるのは 重々承知の上だ。
不吉な名前に加えて 視力が悪く睨んでいる ような顔をしている。
一応眼鏡をしているが 絶対に度数が合っていない。 近々変えるとしよう。
おっと、話が逸れてしまった。
そんな不気味な存在を 自覚しているのが 悲しくなる。
そんな俺はいつもと同じように 退屈な日常を過ごす
...筈だった。
教室
???
祟
???
祟
???
祟
???
祟
???
祟
???
祟
???
祟
クスクス...
祟
宿題追加の鬼、 六道 涙(ろくどう るい)。
彼女は現代文の教師である。
生徒内で最も恐ろしい教師 として知られている。
祟
キーンコーンカーンコーン...
涙
涙
そう言うと六道先生は 教室から立ち去った。
祟
野球部
祟
野球部
祟
野球部
祟
野球部
祟
祟
祟
野球部
祟
すると遠くでこの野球部を 呼ぶ声がした。
野球部
その声に反応するように 野球部は俺から離れて行った。
祟
そして俺は帰り支度をして HRが始まるのを待った。
これがいつもの俺の日常。 あ、授業中寝るのは毎日だが 怒られるのは稀だ。
祟
俺は複雑な心境に なりながらも明日へ 少しだけ期待を寄せていた。
翌日
担任
祟
クラス内の考察班が騒ぎ、 やがてざわつきがピークに 達した時だった。
担任
???
扉を開けて入って来たのは 野球部の予想通り 女子生徒だった。
野球部
興奮が最高潮に達した 野球部が騒ごうと した時...
一気に教室は静寂に包まれた。
担任
???
薊
正直に言って名前なんて もはやどうでも良かった。
なぜなら...
担任
そう、彼女は何故か “ガスマスク”を着けていのだ。
そんな彼女を迎え入れた ところから、この物語は 始まる。
不気味で狂った 知りたくなかった物語が。