これは後編です。 前編見てない人は そちらを先に見てください
あーあ…退屈だ
暇だから結衣の家に来たのに 全く話が面白くない
他の女の家にでも行こうか
そう考えてた時、電話が来た
「ん?電話?」
「仕事関係じゃないの?」
「んー…多分そうやな」
「じゃあ待ってるね」
そして俺は電話に出た
「はい、もしもし?」
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「はい…そうですが…」
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「!?」
「分かりました 今すぐ行きます!」
そして、電話を切った
「ごめん結衣ちゃん! 急用が出来たから行くね!」
「…そう、また今度ね」
俺は家を飛び出した
俺にかかってきた電話
「はぁはぁ…空!!」
「まだ…まだダメや!!」
それは
「空…!!」
「はぁ…はぁ…」
それは
空の病気が悪化して、 半死半生の状態という知らせ
「そ…ら…はぁはぁ」
「空の彼氏ですか?」
「は…はい」
「ほら…空… 彼氏さんが来たわよ」
「う…つ…くん…?」
「空…! そうだよ鬱だよ!」
「ごめんね…」
「なんで謝る必要があるんや! 空は悪くないんやで!」
「は…は… 優しいなぁ…鬱くんは」
「なぁ…前に渡した花 覚えてるか」
「うん…」
「その花の花言葉は 唯一の愛…!」
「浮気をしてたのは 本当にごめん…」
「だけど本当に好きなのは お前だけなんや!」
「その日に月が綺麗やな って言ったやろ!」
「あれは…大好きって ことなんや」
「お前がいなくなったら… 俺は…俺は…!!」
「ふ…鬱くんは 変わらないなぁ…」
「そんなに言っても… 運命は変わらないよ」
「そ…ら」
「ゲホッゲホッ…!」
「空…!!」
「最後に…伝えたいことが…」
「な…なんや…!」
「私も…大…好…k…」
「空?……空!」
「なぁ… 返事をしてくれよ…」
「また…鬱くんって 言ってくれよ…」
「先に…いくなよ…」
そう言ったって、彼女は帰ってこない
彼女は昔から難病を患っていた
今日まで生きれたことを褒めるべきなのだが
俺には…後悔しかなかった
もっと話していればよかった
もっと色々プレゼントすれば良かった
…
浮気なんかしなきゃよかった
色々な後悔がこの時俺を襲った
…………
数年後
女たらしは治らなかったが
空を考えなかった日は一回もなかった
今も、上で見守ってくれてるよな
空
END
コメント
7件
え、好きです、wやば神やん…あっ神なのか…。
大先生ぃぃぃぃ! ガチ泣した…。゚(゚´Д`゚)゚。 大先生の感動系はあかん…ヤバイ…エグい…目から水がぁぁぁぁ!!
はい、雑い