コメント
8件
こういうお話、pixivにも載ってません…? あ、すごく好きな作品だったんでいいね押しときました!( ੭˙꒳ ˙)੭ガンバレー
主様本当に乁(°ω°`乁)マジ神✧*。あーもうSINどい尊いな~フォロワー40名おめでとうございます㊗️🎉
いいねはまた明日押させていただきます♡
ジン
久しぶりのユンギん家。
ユンギ母
にこやかに出迎えてくれるおばさんと、 その横に座る僕の母さん。
僕らは家族ぐるみの付き合いだ。
ユンギ
そう言いながらチキンを 手に取ろうとするユンギ。
ユンギ母
ユンギ母
ユンギ
ごめんねぇ、あいつ今反抗期なのよ〜 と母さんに謝るおばさん。
なんだよユンギ、 あんな笑顔で あずきなこ食ってたくせに。
ジン母
気持ち悪、と 思い切り顔をしかめる母さん。
僕はペチン、と緩んだ頬を叩く。
どうせ、
ユンギの笑顔を思い出したら またすぐに頬は緩むのだけど。
話は盛り上がる一方で、 僕達は楽しくチキンを囲んでいる。
あ、ちなみに父さん達は帰宅後 すぐにどっかに飲みに行った。
ジン母
そして、話は大学受験の話に。
ユンギ母
只今、高校2年の7月。
そろそろ受験も視野に入れ始めないと。
ジン
国で一番頭がいい大学。 もちろんそこだけが ソウル大の魅力じゃないけど。
ここまで育ててくれた両親への 恩返しもしたいしね。
ユンギ母
目指すは誰でもできるわよぉ、 と僕の母さんは返す。
そう、受かるのが難しい。 受けるのは誰だってできる。
ユンギ母
「ジン君は一人暮らしでしょう?」
・・・。
ジン母
遠くて通えないわよねぇ、と母さん。
待って、考えてなかった、それ。
僕、ユンギと離れちゃうってこと?
ジン
ジン
慌てて付け足すけど、 母さんたちはもう俺はソウル大の前提で 盛り上がっている。
誰だよ、目指すのは誰でもできる とか言ったの。
俺は助けを求めてユンギを見るけど、
ユンギはフガフガ言いながら ハニーチキンにかぶりついている。
そうだ、こいつ 辛いの嫌いなんだった。
味覚はまだまだおこちゃまか。
そんな奴が反抗期か。
そう思うとまた、 俺のほっぺは緩みだした。
ユンギ
ぼそっと聞いてくるユンギ。
俺達は今、 「焼酎を炭酸水で割りたい」 お母様方のために、
炭酸水のお使い中である。
ジン
ジン
ユンギの顔を覗き込む。
ユンギ
ユンギ
ジン
あずきなこはただの口実で、 僕と一緒にいたいんじゃないか
なんて都合のいいように 考えてしまうけど。
ジン
ユンギ
それを聞くと、 急に悔しくなってくる。
あずきなこを口に入れた時の ユンギの笑顔は、
僕だけが見れるものなのに。
ジン
ジン
だから他の人に そんな顔見せないでよね。
もちろん、 最後の一言は言えっこないけど。
ユンギがやったー、と 歯茎を見せて笑うから、
とりあえずは良しとした。
ジン
僕はなぜだか急に、 ユンギのバスケを思い出していた。
リズミカルにつかれるドリブル。
細やかなステップ、 鮮やかなフェイント。
体格では劣っても、 技術と頭脳で圧倒的なバスケをする。
そんなユンギが、 僕は大好きだ。
そういえば、 ユンギの一本で 大逆転勝ちしたこともあったっけ。
ゴールを見据えた顔が、 これまたかっこいいんだよなぁ…。
お使いの帰り道。
ユンギはあずきなこを食べながら (早速せがまれた) 上機嫌だ。
対する僕の気持ちは、 ちょっと落ち込み気味。
ジン
ユンギと離れるのが辛いよなぁ。
ユンギ
そう言って笑うけどさ。
ぺろりと棒まであずきなこを 堪能し終えたユンギはこう言った。
ユンギ
ユンギ
・・・。
ジン
それだったらどんなにいいことか。
きっとユンギの成績なら ソウル大もまだチャンスは有るはず。
ユンギはまだ高校1年生だし。
ジン
ジン
そう言ってユンギを問い詰める。
ユンギ
家賃が安くなるだろ、 と弁解するユンギ。
真っ白い肌がピンク色だ。 きっと俺の耳もだけど。
ジン
そう聞こうもんなら 眉をピクピクさせるユンギ。
その姿が可愛くて、 嘘だよ嘘、と言ってユンギに抱きついた。
鬱陶しい、って一蹴されたけど。
to be continued... next⇒♡500
フォロワー様が40名様 突破致しました! いつも読んで下さる皆様、 本当にありがとうございます💜