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2か月前
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジョングク
ジミン
いつも通り、アルバイトを終えて恋人の待つ家へと帰った。
もとは小金稼ぎで始めたものだったけど、次第にやりがいを感じてきていた。
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジミン
ジミン
ヒョンの気分を害してしまったらしく、すたすたと脱衣所に消えてゆく。
最近こんな風に、ヒョンとぎこちなくなることが多い。
ジョングク
いつも誘ってくる友人は、すごく親しい、というわけでもないので断りにくい。
恋人がいるからと説明しても毎度懲りずに誘ってくるので、押され負けて受けるしかないのだ。
ジョングク
なんてぼんやり考えながら、ヒョンが作った晩ご飯を温めて食べた。
自分も、ヒョンが上がった後にさっさと風呂を済ませてしまう。
ジミン
髪を拭きながらリビングに行くと、ヒョンが冷蔵庫をあさっていた。
心なしか、機嫌は少し良くなっている気がする。
ジョングク
ジミン
ジミン
ヒョンが独り言のように呟きながら探していると、冷蔵庫が音を上げた。
パタンと扉を閉めてなお、立ち止まったまま考え込んでいる。
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジミン
少し嫌な予感がする。
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジミン
ジミン
段々と、記憶がはっきりしてくる。
知らないはずなのに、ヒョンの言うケーキの見た目が容易く浮かび上がってきた。
…間違いない。
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ぴたっとヒョンの動きが止まる。
ジミン
ジミン
ジミン
ジョングク
ジミン
相当ショックなのか、しゃがみこんで蹲ってしまった。
ジミン
ジミン
ジョングク
ジミン
ジョングク
何度か謝ったけど、ヒョンはぐちぐち文句を言ってくる。
一向に機嫌を直してくれない。
ジミン
ジョングク
ジミン
ジミン
投げやりに吐き捨てるヒョンに、少しムッとしてしまう。
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジミン
あ、まずい、と瞬時に感じる。
ジミン
ジミン
ジョングク
ジミン
ヒョンは立ち上がり、泣きそうな顔で僕を睨む。
ジミン
ジミン
ジョングク
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
ジミン
段々ヒョンの語気が荒くなってくる。
ここまで怒るヒョンはなかなか見たことがなかった。
ジョングク
ジミン
ジミン
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジミン
ジミン
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジミン
ジミン
ヒョンが自分の部屋に逃げ込もうとしてか、階段に向かう。
ジョングク
ジョングク
ジミン
ジミン
ジョングク
ぶっきらぼうに呟く。
するとヒョンは体の向きを玄関へと変えて歩き出した。
どんどんと、わざと大きい足音を立てるような早歩きで。
ジミン
リビングと玄関を区切る扉の前で一瞬立ち止まる。
ジミン
思えば、それが最後の言葉だった。