神様デスゲーム過去編

これは、私が後悔している話ですわ

私はとある神社でうまれた神ですの

もちろん両親などはいませんわ

ちなみにこの神社...全然参拝客が来ませんの

1度は取り壊す話もでましたわ...でもその時に止めてくれて、今もこの神社を手入れしてくれている子がいますの

それがこの子、巫　時音(カンナギ　トキネ)ちゃんですの!!

一応彼女はこの神社の巫女ということになってますの

ちなみに私の姿は人間は見えませんの

お礼を言えないのは少し残念ですわ...

実は私、人間の願いを叶える能力を持ってますの

次の日

数時間後

数日後の夜

神社の離れ的な場所にて

ガサゴソ...(物音)

神社に到着

私はその様子を見ていることしかできませんでしたわ...

2時間後

まだ早朝だったので、出歩いている人なんてほとんどいませんでしたの

結局、救急車が呼ばれたのはそこから3時間後でしたわ...

私はこの神社の神だったのでトキネちゃんが運ばれた病院についていくことができませんでしたわ

数日後

願ったトキネちゃんが死んでしまいましたので、私の能力の効果も消えて参拝客は全然いなくなりましたわ

その瞬間、私にはバキンと何かが壊れる音が聞こえましたわ

きっと、自分の限界を突破した音だったんでしょうね

賽銭泥棒がいる牢屋

数時間後

それからも、私はこの神社にいたずらしようとする者に罰を与え続けましたわ

でも、私のこの選択は正しかったのでしょうか?

こんな復讐、トキネちゃんは望むでしょうか?それに...

トキネちゃんを死なせなくても良い方法はなかったんですの?

まぁ...もう後悔してもどうしようもないですわね...

おしまい