この作品はいかがでしたか?
310
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310
ある日俺の彼女が
事故にあった
たくや
夜の薄暗い病室で一人叫ぶ
みき
たくや
みき
たくや
みき
たくや
そのまま微笑みながらみきは息を引き取った
たくや
その日は夜一人で泣いた
男なのに情けなく泣いていた
みき
たくや
ハッと顔をあげるとそこにはたしかに みきがいた
たくや
みき
みき
たくや
みき
みき
たくや
俺が作りだした幻覚かもしれないと思った
たくや
みき
でもこの際幻覚でもいいからみきと過ごしたかった
たくや
みき
だがみきはたしかに幽霊だった
たくや
みき
たくや
塩をみきに向かって思いっきり投げる
みき
たくや
一瞬にしてみきは消えた
たくや
どうしようこのままみきが消えてしまったら
そうその時は思い、家の至るところを探した
クローゼット、タンス、ダンボールの中
リビング、ベランダ、トイレ
そして自室にお風呂場
たくや
お風呂場にみきはいた
みき
たくや
みき
たくや
みき
たくや
数ヶ月後…
みき
たくや
それにずっと一緒に暮らしていたもんな
たくや
みき
みき
たくや
みき
たくや
たくや
みき
みきは俺に優しく笑いかける
この笑顔を守るためにも結婚しなくては
ご近所さん
近所の人
ご近所さん
近所の人
ご近所さん
近所の人
ご近所さん
近所の人
ご近所さん
ご近所さん
近所の人
ちらっと近所の人が視線をはじにやる
そこには
たくや
たくや
たくや
何もない空間に向かって話している
彼女に依存する男が一人
寂しく話していた
コメント
3件
想像すると怖い
よーくできとる話やなぁ〜!! ええ話やと思ったら怖くてw
コメントもお願いいたします✏️📖