この作品は
IF最終話 シン、医学部6学年の冬 その1の別verになります
変更部分のみ掲載になりますので
前後のお話が気になる方は
IF最終回その1の方を見ていただいた後
こちらをご覧ください
湊さん
……ついにお前が医者になる日が来たのか。
湊さん
長いようで短かったな。
シン
そうですね。
シン
これから湊さんと過ごす時間に比べれば短いですよ。
湊さん
(クスッ)そうだな。
湊さん
きっと、お前は人気の医者になるんだろうな。
シン
どうしたんですか、いきなり。
湊さん
だからこんな風に
シンの手を俺の胸に押し当てて
シン
!?
湊さん
香月先生、
湊さん
私最近、胸が苦しいんです。
湊さん
直接触って確かめてもらえませんか?
湊さん
なんて言ってくる女性(ひと)が出てきたりしてな!
湊さん
ちょっ、シン!?
湊さん
……何して(シンに胸元を撫でられて)
シン
胸が苦しんですよね。
シン
俺が確かめてあげます。
湊さん
たとえばの話だろうが!
シン
……ほんとうに?
湊さん
……
シン
本当に苦しくないんですか?
湊さん
……苦しいよ。
シン
……どんな時に?
湊さん
……お前がそばにいるとき
湊さん
ちょっ、その触り方やめっ
湊さん
……ンッ
シン
その触り方って
シン
どんな触り方ですか?
湊さん
……乳首、……いじらないで。
シン
……湊さんが悪いんですよ!
シン
……俺はずっと
シン
……あんたに触れるの
シン
……我慢してたのに
シン
……それなのに
シン
不用意に触れてくるから
シン
抑えきれなくなったじゃないですか!
シン
俺がどれだけあんたのことが好きか
シン
分かってるくせに
湊さん
……俺だってな、
湊さん
こんなに長い間、シンに触れられないの
湊さん
……初めてだったから。
湊さん
……我慢できなかったんだよ。
湊さん
……悪かったな。
シン
あー、もっー。(頭を掻きむしりながら)
シン
なんで今、そんなこと言うんですか!
シン
……今すぐ押し倒したい。
シンにぎゅっと抱きしめられて
シン
でも
シン
今は我慢します。
シン
そんなことしたら、
シン
湊さんのことしか
シン
考えられなくなるから。
シン
少しだけ、このままでいさせてください。
シン
……落ち着いたら俺、勉強に戻ります。
湊さん
……あぁ。わかった。
湊さん
……勉強頑張れよ。(シンの頭を撫でながら)
シン
……それじゃあ、俺は戻ります。
湊さん
……あぁ。
シンが自室に戻り
湊さん
はぁー。(ため息)
湊さん
俺、何やってんだ。(小声)
湊さん
(シンが我慢してるの、分かってたのに)
湊さん
(俺が我慢できなくてどうする)
湊さん
(でもアイツ)
湊さん
自分ばっかり我慢してるみたいな
湊さん
言い方しやがって。
湊さん
(……俺だってお前のこと愛おしくてたまらないし)
湊さん
(触れたくて仕方ないんだよ)
湊さん
俺がこんな風に誰かのことを、
湊さん
愛おしく思う日が来るなんて
湊さん
思ってもみなかった。
湊さん
(……シン、お前に出会うまでは)
湊さん
……まぁ、腹も立つけど俺も悪かったしな。
湊さん
夕飯はあいつの好物でも作って、ちゃんと謝らないとな。
湊さん
そうと決まれば、夕飯の下準備はじめるか。
湊さん
(……シン、喜んでくれるかな)
2月以降のストーリーは
その1と同じ展開を
想定しています。
その1を見ていない方は
そちらも見てもらえると嬉しいです。






