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瑠衣_.rui
23
さら
374
ひな💐💫
279
しんみりとした豪華な部屋。
子供一人に与えられた部屋にしては、大人な雰囲気が 漂っている。
今まで得することはあった。
お姫様って肩書きがあるだけで、
美味しいご飯が食べられるし、
広い部屋で過ごせて、広いベットで寝ることができる。
でもいつからかそんな生活が窮屈に思えてきた、
楽しくなんてないし、
明日もこんな生活なのかと考えるとうんざりする。
明日も学校がある。
明日も笑わなくてはいけない。
明日もお姫様でいないといけない。
桜夢 サクラ
声を出したら誰かに聞かれる気がして、
泣いてることがバレたら、
『どうしたの?』
じゃなくて、
『お姫様なんだから泣かないの』
そう言われる気がして。
桜夢 サクラ
睫毛が濡れていく。
別にお金持ちの家に生まれたかったわけじゃない。
別にお姫様になりたかったわけじゃない。
ただ……
普通に友達と笑って、
普通に怒られて、
普通に泣いて、
普通に生きてみたかった。
桜夢 サクラ
涙を拭って、鏡の前に立つ。
桜夢 サクラ
口角を上げる。
何度も。
何度も。
何度も。
お姫様みたいに。
誰にも嫌われないように。
私はまた、綺麗な花を咲かせる。
綺麗というよりかはきっと"孤高の花"
だから枯れていることなんて、誰も気づかないまま。
いや正確には、たった一人を除いて。
依織 イオリ
依織 イオリ
依織 イオリ
依織 イオリ
依織 イオリ
依織 イオリ
涙が止まらなかった。
どうしてそんなこと言うの。
彼の言葉を思い出す度に涙が出てくる。
"ありのままが一番自然で綺麗"
分からない。
ありのままが。
取り繕いすぎて忘れた。
また会いに行かないとだな。
彼に会うと心が落ち着いて、
少し自由に感じる。
コメント
1件
ひな💐💫ちゃん、第六話読んだよ〜🌸 桜夢ちゃんの「泣けないお姫様」の孤独が切なすぎて胸がぎゅってなった……。 あの部屋の静けさとか、笑顔を作るシーンの描写がリアルで、思わず自分にも重なる部分あるなって感じた😢 依織くんの「ありのままでいい」って言葉、すごく響いたよ。彼だけは本当に彼女の"枯れた部分"まで見てくれてるんだね…… この二人の距離がこれからどう変わっていくのか、絶対続き読む!! 次話も楽しみにしてるよ📖💕