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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

今までと何も変わらなくていい。

それが1番。

そうだよ、きっと。

そう何度も自分に言い聞かせた。

北斗とのこの関係を終わらせてしまうことが怖いから。

いつもよりずっと時間が経つのが遅く感じた。

はやくこんな日を終わってしまいたいと思う程に。

でも私のこんな気持ちは一瞬で消えることになった。

目黒蓮

えっ、〇〇ちゃん?

〇〇

あっ、蓮くん!

目黒蓮

嘘、〇〇ちゃんってこっち方面だったの?

〇〇

そうだよ!

目黒蓮

え、全然知らなかった!

目黒蓮

じゃあ今日からさ、

目黒蓮

目黒蓮

一緒に登校しない?

〇〇

うん!

目黒蓮

やった、これで登校する時も一緒にいられるって思ったらめちゃめちゃにやけてくる笑

〇〇

なにそれ笑

やっぱり私は蓮くんが好き。

蓮くんはきっと

曇り空も晴れにしてしまう。

だってこんな一瞬で私の気持ちも晴れちゃったんだもん。

やっぱりずるいなあ、蓮くん。

授業中は蓮くんのちょっかいばかり。

お陰で私は先生に当てられた問題も答えられなかった。

でもそんなことすら幸せだと思えてくる。

こんな日がずっと続けばいい。

放課後。せっかく蓮くんと方向が同じだから一緒に帰りたいな。

そう思い蓮くんを誘ってみることにした。

〇〇

蓮くん、一緒に帰らない?

目黒蓮

あーごめん、今日ちょっと用事あるんだ、

目黒蓮

また今度一緒に帰ろ!絶対!

〇〇

うん、分かった!

〇〇

じゃあね~

目黒蓮

また明日!

ちょっと気分は下がったけど、また今度一緒に帰られるならいっか。

登校だって一緒に出来るもんね。

大丈夫。

なんでだろ、

なんでこんなに不安なんだろう。

きっと気のせい。

そう自分に言い聞かせて帰ることにした。

嘘、

〇〇

課題、学校に忘れた。

今日は早く帰って新作のアニメ観る予定だったのに。

でもまだ課題を取りに行ける距離。

多分急げばアニメが始まる時間にも間に合う。

はやく取りに行ってはやく帰ろう。

そう思っていた。

よし、見つけた。

〇〇

早く帰ってアニメ見よ〜

そう思い、足早に教室を去った。

すると、誰もいないはずの図書室に明かりがついていることに気付いた。

誰か残ってるのかな?

ちょっと気になるから確認しに行くことにした。

思えば、この時に私が確認なんてしに行かなければ

何も起こらずに済んだのかもしれない。

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今起きたので投稿します✔️(?

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