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Blood sweat & tears

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Blood sweat & tears

5 - Blood sweat & tears

♥

934

2020年09月23日

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1週間後

ホソク

おっはよ~!!

あなた

おはようございます、

ホソク

で、どうするか決めた??

あなた

…あの

あなた

必ず『保存』されなきゃダメなんですか??

ホソク

えっ

ホソク

逆にずっとその年齢でいれる方が幸せだと思うんだけど

あなた

そうですけど、

ジョングク

ホソギヒョンほんとは○○さんを好きなんじゃないんですか~??笑

ホソク

何言ってんの

ホソク

ナムジュナが奪ったあの子の代わりに連れて来ただけ

ホソク

別に愛情とか微塵も無いから

あなた

…………

分かってるよ

私は誰かにとっての特別な人になんてなれやしない。

でも、それでも

ホソクさんが言ってくれた 『食べるには勿体ないくらいの女の子』って言葉が

私には嬉しかったのにな。

ジョングク

…ホソギヒョン

ホソク

何??

ジョングク

この人を否定しないで下さい

ホソク

は?

あなた

え…

顔を上げると、ジョングクさんは苦しそうな顔で私を見ていた。

あ、そうか。

ジョングクさんは人の考えが読めるのか。

ジョングク

この人は、今までずっと否定され続けてた人なんです

ジョングク

でもホソギヒョンの言葉に救われた

ジョングク

…その言葉さえも嘘だったら

ジョングク

この人はこれから何を信じていけばいいんですか

あなた

ジョングクさん…

ホソク

………………

ジョングクさんの優しさに、泣けた。

ホソク

ふっ、あはははっ…

ホソク

何言ってんのジョングガ

ホソク

俺が人に情を移すような奴に見える??笑

ホソク

ただこの子は普通よりちょっと可愛かったから

ホソク

味見してみたかっただけw

ホソク

なのにまんまと騙されてさぁ…

ホソク

ジョングガそんなんで大丈夫なの?笑

ジョングク

っ、あんたって人は…

ジョングク

つくづく屑ですね

ホソク

そんなの初めから分かってる癖に

ホソク

まず人で実験する時点で相当な屑って分からない??笑

ジョングク

……………

『○○、よく聞いて』

突然、頭の中でジョングクさんの声が響いた。

『今から5秒だけここの空間を元に戻すから』

『ホソギヒョンは僕が食い止める』

『その間にテヒョンさん達の所まで逃げて』

『○○が、最後の頼みなんだ』

ぎゅっと拳を握りしめ、ジョングクさんの方を向き頷いた。

ジョングクさんは軽く笑って、私の背中を押した。

気付いたら、森の中にいて

一瞬困惑したけどすぐに走って逃げた。

どこにテヒョンさん達の家があるかなんて分からないけど

とりあえず、ここから逃げなくちゃ

走って、走って、走り続けた。

転んで膝を擦りむいても、血が滲んでも

ひたすら、走った。

あなた

はぁっ、はぁっ、はぁっ…

目の前に微かに見えたのは、あの古びた屋敷。

あなた

やっと、着いたっ…

重く、ボロボロになった足を前に進めた途端

辺りが真っ暗になった。

あなた

……え??

ホソク

残念、ゲームオーバーでした

あなた

っ、ホソクさ、

ホソク

本気で俺から逃げられるとでも思った?笑

ホソク

これだから人間は面白いんだよなぁ

あなた

こ、来ないで下さい

ホソク

君は大事な実験台だからさ

ホソク

なるべく傷付けたくないんだよね~

ホソクさんの後ろから伸びた影は、形を変えて

巨大な何か、になった。

ホソク

ふふ、これは僕の闇

ホソク

心の中に巣食う悪魔だよ

あなた

あ、あ、

ホソク

何企んでるのか知らないけど

ホソク

ジョングガも邪魔してきたからさぁ…

ホソク

俺の影が食べちゃった笑

その瞬間、背筋が凍り付いた。

影が、ジョングクさんを食べた…??

ホソク

君も影の1部になりたくなければ

ホソク

俺の所に大人しく戻ってきた方がいいよ?

怖くて、今すぐにでも逃げ出したい。

でもそれじゃ、ジョングクさんが報われないんだ。

あなた

い、嫌です

あなた

私はホソクさんの言う通りになんか、ならない

ホソク

………………

ホソク

あーあ、勿体ない

ホソク

せっかく選択肢を与えてあげたのに…

ホソク

じゃあ、頂きます

ホソクさんの手が、私に伸びた瞬間

私の前に何かが現れた。

ジミン

…やっと見つけた

あなた

え、え、ジミンさん、

ホソク

まーた虫が増えた…

ジミン

早く行って

あなた

はいっ!

何故ここにジミンさんが居るのか分からないけど

ジミンさんの言った通り、真っ直ぐ走った。

しばらく走っていると、

何かに足を取られた。

あなた

っ!!

見ると、影が私の足を掴んでいたのだ。

あなた

やだ、離してっ…!!

どんどん影に体が沈んでいくのが分かる。

足元から伝わってくる冷たさは、尋常じゃなかった。

この冷たさは…ホソクさんの中にある冷酷さ。

どうしてホソクさんは、こうなってしまったんだろう。

こんなに心に傷をおって

その治療法が人間を信じない事、だったのかな。

そう思うと凄く悲しくなって

ホソクさんの話を聞きたいと思ってしまった。

もう首まで影の中に取り込まれている。

もし、この中に完全に取り込まれたら

ホソクさんの闇の部分が、しっかりと見えてくるのだろうか。

それなら

ホソクさんをこの闇から解放させてあげられるのなら

自ら影に飲み込まれてやる。

目を閉じて、ゆっくり彼の影の中に吸い込まれていった。

この作品はいかがでしたか?

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