テラーノベル
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むかしむかし―
というほどむかしではない。
でも少しだけふしぎな場所に
ひとりのこどもがいました。
その子のなまえは
―るな
るなは手にもっていたパンを
ぜんぶさしだしました
じゃぱぱがあわててと止めに入りました
るなはこまったように笑います
たっつんは頭をかきながらためいきをつきました
それでも、るなはあげるのをやめませんでした
※図書館
※夜
ひゅぅ〜(風
そのこえは少しだけさむそうでした
そのとき
そっとるなのとなりに立つかげがありました
たっつんがじぶんのマフラーをまいてあげます
はんたいがわには
じゃぱぱとのあが立っていました
夜空をみあげると
星がきらきらとひかっています
……ぽとん
空からちいさなおとがしました
あしもとにおちてきたのは…
ぎんいろに光る…銀貨
たっつんが目をまるくします
でもそれはいちまいだけでした
るなは銀貨をひろって
すこしかんがえながらいいました
いっしゅんのちんもく
いっしゅんのちんもく
それからだれかが笑いました
のあがやさしくいいます
銀貨はいちまい
でもとなりにはなかまがいる
るなの手はからっぽのまま
けれど
その夜
るなは一度もさむいとおもいませんでした
そらからふってきたのは銀貨ではなく
居場所だったのかもしれませんね
おしまい
元童話
【星の銀貨】
コメント
3件
なぜか『いっしゅんのちんもく』ってとこ複製されてましタ
感動する(´;ω;`)✨