菅原孝支
昼休み。
菅原の言葉に緊張しつつも、
教室の出入口に立つ 飛雄の方に近寄る。
影山飛雄
行きたいわけじゃないけど 特に断る理由もなく、
ニヤニヤする菅原を無視して 飛雄と中庭のベンチに腰掛ける。
飛雄がカレーパンを頬張る中、
私も自分で作ったお弁当の 蓋に手をかける。
影山飛雄
霜月舞白
霜月舞白
蓋を開けた瞬間、 飛雄の目が光った。
その目の先にあるのは からあげ。
霜月舞白
影山飛雄
霜月舞白
そっぽを向いて 誤魔化そうとする飛雄に、
思わず笑みがこぼれる。
昔の幼い飛雄と重なったからだ。
霜月舞白
まだ口を付けてない箸で からあげをつまみ上げ、
飛雄の口へ持っていく。
パクリと口に含むと、 頬を緩める飛雄。
霜月舞白
私の問いにコクリコクリと 首を縦に振る。
やっぱり私たちは このくらいの距離が合うのかな。
そう何気なく思った。
弟と姉。血は繋がってないけど、 ずっとそんなふうに思ってた。
でも、自分で思ったくせして 胸が痛んだのはどうして?
コメント
2件
距離感⁉️ 読んだ瞬間この言葉が真っ先に思い浮かんできた🫶🏻💗 舞白ちゃんが影山を意識してるのほんと尊い🤦🏻♀️ 💞 からあげ欲しがってる影山可愛すぎる…👉🏻👈🏻💦