テラーノベル
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研磨に連れてこられた場所は誰も使っていない空き教室だった。
俺にとってここはトラウマでしかない。
いつも、ここで肉便器になっていたから。
俺も、研磨に掘られるのかな···。
ガラガラ
日向
そこに居たのは、蛍、影山、山口だった。
いつものメンバー、いつもの雰囲気、胸が苦しい。
孤爪
日向
犯されるの?
みんなに、犯される?
肉便器だって、気付いたの?
どうして、みんなが?
どうして、俺なんかにっ。
孤爪
ビクッ
研磨が一歩俺に近付いて来た事に気付いた俺は、思わず体をビクッと震わせた。
それを感じたのか、研磨はそれ以上近付いてこなかった。
月島
パッ
みんなが近付けないと分かったのか、蛍は研磨より前に出た。
そして俺の頬に手を当てた。
蛍は分かっていたんだ。分かっているんだ。
俺が、蛍ならビビらない事も、蛍に触れられても怖くないことも。
月島
日向
月島
日向
ビクッ
分かりやすく、ビクッとなってしまった。
月島
違うけれど、違うと言えなかった。
教師に殴られているのは本当のことだから。
月島
月島
日向
蛍はフード越しの俺の顔を優しく触れた。
月島
月島
蛍は強調気味にそう言った。
早く教えてって、心の中に唱えるように。
日向
俺は嘘をついた。
殴られていない、そう頭を横に振った。
孤爪
日向
研磨は悲しそうな声でそう言った。
よく分からなかったけど、次の研磨の言葉でようやく分かった。
孤爪
日向
昨日、見ていたんだ···研磨はっ。
孤爪
孤爪
日向
孤爪
日向
影山
影山
影山
山口
山口
山口
日向
ごめんなさい。
でもね、仲間だから···言いたくないこともあるんだよ。
セックスをしていることも、肉便器になっているのも、毎日男に掘られていることも。
みんなに言えば、今まで以上に嫌われる···そうなることが分かっているから、言えるわけが無いんだ。
言いたくないんだ。
日向
影山
日向
助けて。
そう、言いたいよ。
助けて。
グイッ
月島
日向
日向
月島
ギュッ
月島
月島
蛍は俺を強く抱き締めてくれた。
コメント
5件
やばい もうずっと泣いてる 言葉の使い方が天才だし神!
続き楽しみに待ってます!