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傍にいられたら

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傍にいられたら

10 - 第10話

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2024年10月27日

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今日は飲みに行きたくて、友達の光輝を飲みに誘った。久々の光輝と会って話すのが何年ぶりか分からなかったが楽しさを感じた。

隆二

お前とこうして飲むの久々かもな。酒とか1人で飲んだりしてるけど。

光輝

そうなんだ。仕事どんな感じ?

隆二

まあ、普通かな。忙しかったりそうじゃなかったりって感じだが今日もなんとか終わらせれたから安心した。

光輝

隆二のとこはパソコンだから入力いれたりとか資料とったりするんやろ。大変そうだな。

隆二

大変ではある。残ってたりすると俺がまとめてやらないといけないから。手伝ってくれたりもするから助かってはいるけど。

光輝

へぇ〜。やるやん。やっぱお前は凄い。ところでさ、仕事はいいけど恋愛の方はどう?いい人見つかったん?

隆二

まあな。大変なこともあるけどさ〜。恋愛は、まあ見つかったというか智の会社の社長からの連絡がきたらしくて、女性と男性と一緒に歓迎会をするってなって俺を誘ってくれたんだよ。緊張もありつつよかったけど、その時に一人の女性が俺に話かけてくれてそこから仲良くなり連絡先も交換したってわけ。

光輝

すげー。まあ隆二の事好きになる女性なんて現れるよな。羨ましいぜ。

隆二

お前は結婚してるだろーよ。俺に羨ましいって言ってっけど。光輝の方が羨ましいわ。

光輝

そうか?結婚した後ってやっぱ嫁さんや子供を支えていきたいからさ。俺も仕事頑張って過ごしてるし、休みの日は家族で出掛けることもしてるわけよ。

隆二

それはいいな。普通に仕事して家族と一緒に出掛けるとか憧れるんだよな。そういう家庭を持ちたいというかさ。

光輝

今はないかもやけど、その時に出会った女性と結婚して、子供ができて幸せになれるさ。とりあえず早く彼女作ることからやな。焦らずに。

隆二

あぁ。分かってるよ。

お互いの生活や結婚の話などで長くなっていた。俺にもそういう生活を送りたいと思った。家庭的なのは好きだし、子供と遊んだりするのも好きだった。家族を支えるのが夢でしかなかった。親父や母親は俺に早くいい人見つけて幸せになりなさいとかよく言ってるけどそんな簡単に見つかるものでもなかった。仕事も忙しかったりで恋愛をする暇もなかった。

光輝

そろそろ帰るか。時間も遅いし明日仕事だろ?

隆二

そうだな。帰るか。光輝お前の分払っとくよ。

光輝

いいよ。自分で払うわ。

隆二

そしたら一緒に払ってくれ。後でお金渡す。それでタクシー呼んどくから。

光輝

分かった。

隆二

もしもし。タクシー1台お願いします。はい。住所は…。はい。お願いします。

ピッ…

光輝

支払い終わった。

隆二

ありがとう。支払ってくれた分のお金。後タクシー呼んだから。

光輝

ありがとう。うん。

隆二

お前と話せて楽しかったわ。久々に話すこともできたし。ありがとうな。

光輝

いいってことよ。まあ、またお互い時間合えば飲みにいけるし、どこか遊びに行ってもいいからな。

隆二

だな。

光輝

タクシー来たな。

隆二

俺近くだから、気をつけて帰れよ。

光輝

分かった。また連絡してくれ。

隆二

おう。

光輝だけタクシーに乗って帰り、俺は歩いて帰った。光輝とあの話してるとき、俺もいつかはって思っていた。大切な人を支えるのが俺の夢。仕事も頑張り家族を支えることそれが夢でしかなかった。周りは結婚して幸せそうなのがとても羨ましかった。

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