如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
注意 場面が変わる時少し違和感があります ご本人様とは無関係です 類似作品あると思いますが関係ありません 苦手な方は苦手かもしれません 地雷さん、通報さんはお帰りください
今日はイム君とお出掛けに来たんやけど
現在時刻 10時30分 集合時刻 10時00分
初兎
イム
イム
初兎
イム
初兎
初兎
イム
初兎
イム
イム
初兎
イム
イム
初兎
イム
初兎
イム
初兎
イム
2人とも服購入
イム
初兎
初兎
イム
イム
初兎
パカッ
イム
イム
初兎
イム
パカッ
初兎
イム
イム
初兎
イム
初兎
イム
イム
初兎
イム
初兎
イム
イム
如月りら
如月りら
イム
初兎
イム
購入後
イム
初兎
イム
初兎
イム
初兎
初兎
イム
イム
初兎
イム
初兎
イム
イム
買い物が終わりイム君と帰ろうと 路地裏を歩いていると
「fatum」ファートムという 店があった
見るからに怪しい雰囲気を纏っていた 外観は黒を基調としており、所々に水色と紫が使われていた。
店前にある看板にはカクテル名が沢山書かれていた。 ♢ミントジュレップ ♢ヘミングウェイカクテル ♢ブロンクス ♢ソルティドッグ . . .
初兎
初兎
イム
初兎
イム
初兎
イム
初兎
イム
イム
店内にはカランコロンと軽やかになるはずの風鈴が呪われているのではないかというほどの重低音が鳴り響いた。
イム
初兎
初兎
店内は店前と違い紫のグラデーションを基調とされていた。
店員さん
店員さん
初兎
店員さん
イム
初兎
メニュー表を開く
メニュー ♢ヘミングウェイカクテル ♢ダイキリ ♢ブロンクス ♢マイアミ ♢ミントジュレップ . . .
イム
初兎
イム
初兎
イム
イム
イム
初兎
イム
初兎
注文後
イム
初兎
イム
イム君は飲み物が来るのを 心待ちにしているが俺はずっと本能的に感じる嫌悪感と戦っていた。
店内に入る前から漂っていたなんとも言えない不快感が身体にまとわりつく
イム
初兎
初兎
イム
初兎
初兎
イム
店員さん
イム
"やばい" 何かわからないけれどだんだん明確になっていく。 極めつけには店員のすれ違い越しに聞こえた
店員さん
イム
イム
怪しむことなくゴクゴクと飲むイム君 目を輝かせて
イム
自分の気のせいだと無理矢理嫌な予感を押し殺した
初兎
ゴクッ
初兎
喉が焼けそうなほど度数が高く 独特な匂いが鼻につく
イム
初兎
ダメというよりも早く俺の手から奪い取ってゴクリと飲んでしまった。
初兎
初兎
イム
イム
初兎
初兎
イム
イム
初兎
イム
初兎
イム
ゴクッ
爽やかなミントが鼻を抜け 暑い夏にぴったりだと思った。
初兎
イム
初兎
イム
飲み終わり
イム
初兎
ふと眩暈がした。 身体がまだ暑さに慣れていないから、 普段の疲れが出たから、 理由なんていくらでも出てくるのに 頭の半分以上を占めるのが "ヘミングウェイカクテル" だった。
気のせい、気のせいと思えば思うほど 頭がおかしくなりそうだった。
初兎
バタンッ
パチッ
初兎
どこを見ても真っ暗な闇が目の前に 広がっている
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
焦れば焦るほど自分のこと、 そして周りのことがわからなくなった
闇の暗さが変わるわけがないのに 考えれば考えるほど思考が飲み込まれていった。
ふと声が聴こえた。
あまり聞き取ることはできなかったが所々は理解できた。
何度も何度も繰り返して 呼び続けている
そんなに呼ばれているのに何故本人は気づかないのか
そんなことを考えていたら ふと睡魔が襲ってきた
初兎
警報
脳内で警報が鳴り響く
動きたいが身体が言うことを聞かない
警報
精一杯の力を振り絞って目を開くと
そこには...
泣きすぎて目を腫らしたイム君がいた
イム
ギュッ
イム
初兎
イム
イム
初兎
イム
イム
初兎
そこまで考えていたら抱き締められた
イム
イム
俺は考えるのをやめた。 きっと今は考えるのではなく未だに微かに震えている手を繋ぎ生きていることを確認させてあげる時だと思ったから。
初兎
初兎
イム
初兎
イム
イム
初兎
イム
初兎
初兎
ぎゅっ
初兎
イム
初兎
イム
終
如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
如月りら
コメント
2件
ヘミングウェイと聞いて、 有名な作家さんを思い出しました(笑) (アメリカのノーベル賞作家…とか だった気がします😏) 素敵な作品をありがとう〜✨