ころ💙
さとみくんのこと、怒らせちゃった…
学校案内は、別にされなくても大丈夫なんだけど。
喧嘩したまま…ってのは、なんかモヤモヤするよなぁ…
…謝る、か…
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
あぶ、なかった…
莉犬くんがこういう性格で助かった…ッ!!
莉❤
さと💗
莉❤
さと💗
莉❤
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
ころ💙
ころ💙
莉❤
ころ💙
ころ💙
莉❤
ころ💙
莉❤
莉❤
莉❤
辛そうな顔で、莉犬くんが笑った。
莉犬くんは、ずっと彼を見てきたのだろうか。
僕がいなくなってから、こうなるまでの彼を、ずっと。
もし、そうだとするなら。
僕は、もう何も言えない。
さと💗
莉❤
さと💗
莉❤
さと💗
さと💗
莉❤
ころ💙
今すぐ、この教室を出たい。
さとみくんが、ずっと僕を探してる。
莉犬くんにとって、見慣れた日常になるくらい、ずっと。
行方不明者について調べて。
僕らしき人がいたら、きっと、毎回莉犬くんに知らせているのだろう。
もう、見たくない。
莉犬くんが、辛そうに優しく肯定する姿も。
ずっと、僕を求める彼の姿も。
見ているだけで、泣きそうだ。
ころ💙
莉❤
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
そう言いながらも、頭のどこかでは違うことを考えているようだった。
さっきの、行方不明事件の事だろうか。
僕は、ここにいるのに。
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
莉❤
ころ💙
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
ころ💙
莉犬くんの純粋な眼差しを見て、一瞬何も言えなくなってしまった。
僕が、さとみくんの恋人だと名乗る資格など、あるのだろうか。
僕がのうのうと生きている間に、さとみくんはどれだけ辛い思いをしたのか。
どれだけ心配をかけたのか。
どれだけ寂しく、不安な思いをさせてしまったのか。
それを、今まで深く考えようとしなかった。
今、無理していることを辞めさせようとしかしなかった。
さとみくんがどんな気持ちなのか、分かりもしないくせに。
ころ💙
莉❤
ころ💙
莉❤
ころ💙
そう言って、僕は人気の少ない所へ歩き出した。
莉❤
ころ💙
ころ💙
莉❤
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
ころ💙
莉❤
莉❤
莉❤
莉❤
苦しそうに、莉犬くんは笑った。
でも、僕は引くわけにはいかなかった。
それが、莉犬くんや僕を苦しめても。
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
莉❤
ころ💙
ころ💙
ころ💙
莉❤
ころ💙
莉❤
…なんで?
何で、みんな僕を待つの?
もう、二度と会えないかもしれないのに。
死んでるかもしれないのに。
今の僕はこれなんだ、って言ったら、皆はなんて言うの?
女になれて良かったね、って言うの?
それとも、無事でよかったって言ってくれるの?
分かんないよ。
僕は、どうするのが正解なの。
今、やろうとしている事は、正しいの?
女の僕と、さとみくんでやり直したい、っていうのは…
間違いなの…?
莉❤
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
分かんない。
莉❤
ころ💙
分からないの。助けてよ。
莉❤
莉❤
ころ💙
本当に、できるの?
出来たとして、僕は幸せになれる…?
さとみくんは…
さとみくんは、それでまた笑ってくれる…?
ころ💙
莉❤
ころ💙
分からないんだ。
自分がどうしたいのか。
何をしたら正解なのか。
誰にも相談できなくて、怖いの。
間違ってたらどうしよう。
傷つけちゃったらどうしよう。
そんな考えで埋め尽くされて、不安になって。
いつも、涙ばかりが溢れる。
莉❤
莉❤
ころ💙
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
それから僕は、莉犬くんに全てをうちあけた。
自分がころんであること。
ある日突然、女になってしまったこと。
女の方がいいと思われるのが怖くて、さとみくんからの連絡を全て無視したこと。
今も変わらず、さとみくんが大好きなこと。
誰にも相談できずにいたこと。
ぜんぶ、ぜんぶ、流れる涙に任せて。
伝えきった頃には、僕は莉犬くんに抱きしめられていた。
莉❤
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
莉❤
莉❤
ころ💙
ころ💙
莉❤
ころ💙
ころ💙
莉❤
莉❤
莉❤
ころ💙
さと💗
ころ💙
莉❤
さと💗
莉❤
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
のの ❀
のの ❀
コメント
38件
ブクマ失礼します!
やばい、神作過ぎてな、涙が… ありがとうございます!!!!!!