稲荷
今日はよく晴れているな
陸
父さん、どうしたの?
稲荷
ん?いや空たちはどうしているのかなと思ってね
陸
確かに…元気かな…
稲荷
きっと元気さ
陸
そうだよな!
稲荷
そう信じておけば楽だぞ
陸
ありがとう!
稲荷
(さてと…あの子たちの様子をこっそり見るか)
稲荷
(大和…伊勢一体どうして)
戦死したというデマを渡したんだい?
大和
上官、つい先日空という子が来ていませんでしたか?
上官
あぁ…来ていたが…
大和
空を…太平洋戦争末期になったら戦場に行かせないようにしてほしいんです
上官
何を言う!そんな事許すわけがないだろう!
大和
お願いします!私が代わりに往きます!
上官
まず聞くが何故死なせたくない?
大和
私の大切な弟なんです…いつも可愛くって木で作った戦闘機を大切にしてくれるほどとっても良い子なのです
上官
そうなのか…だがなそれは不可能だ
大和
俺の命と引き換えで構いません…アイツには未来を生きてほしいんです…
大和
俺は死んでもいい…でも!空には生きてほしいんです…
上官
だとしても不可能だと…
大和
だったら!俺は法を破ってでも!空を守ります!
上官
(そこまで…)
上官
はぁ…分かった負けたよ
大和
え?
上官
因みに一体どうして太平洋戦争末期…という言葉を使った?
大和
実は…俺昔から勝手に未来が見えるんですただ何時もはすぐに忘れるんですが…
大和
何故かこのことは覚えていたんです
上官
そうか、便利そうで便利じゃないな
大和
ですよね…俺もこんな力もって生まれたくなかったです
上官
なんか…すまん
大和
いえいえ
伊勢
お願いします!海を…生かすために海を海軍から抜いてもらえませんか!?
上官
いや、不可能だぞ
伊勢
ならば…今ここに海を呼んで共に死にます!
上官
道連れにしようとするな!
伊勢
でしたらお願いします!海を生かしてください!
上官
分かった!生かすから!
伊勢
有り難うございます!ゴン!
上官
頭、頭!
伊勢
感謝の表しです!
上官
分かったから!顔上げろ!
稲荷
(伊勢だけツッコミどころ満載だったな)
陸
また覗いていたのか?
稲荷
あぁ、かなり面白かったよ
稲荷
伊勢が海を海軍から抜いてくれなかったら海と共に死を選ぶって
陸
それでどうなったんだ?
稲荷
理解してもらっていたよ
陸
よかったー…伊勢兄さん根気強いからね
稲荷
自分が言ったことは必ずする精神だからな
陸
でもよかったなー、あの二人は未来も生きるけど俺はどうなんだろ…
稲荷
安心しろ私が命を懸けて守るから
陸
ありがと!
稲荷
どういたしまして(撫
陸
えへへ…//
稲荷
(この子達を守るためだったら)
私は悪魔にでも何にでもなってやる
ねむ
終わり
暗華
なんか見ているこっちも疲れた
ねむ
そう?寝てる?ちゃんと
暗華
寝ているわ
ねむ
だったらなんでだろうね
ねむ
取り合えずばいねむ~!
暗華
ばいねう~