私は白石花奈
当時小学五年生
白石 花奈
私はいつかの日を境にイジメられている
原因は何か?と自問自答の日々
今考えてみれば理由なんて無いんだろう
橘
白石 花奈
橘
白石 花奈
当時の私は気が弱く内気な性格だった
そんな性格からか言い返すことは全くしなかった
橘
橘
白石 花奈
橘
橘
白石 花奈
自分の勇気を振り絞った精一杯の抵抗だった
橘
橘
橘くんの手が振りかざされる
白石 花奈
だが、いつまでたっても痛みは襲ってこない
橘
橘
そう言って橘くんは去っていった
数ヶ月後
先生
橘
先生
先生
休み時間
橘
白石 花奈
橘
白石 花奈
私はもう何を言われても良かった
だってこの生活から解放されるから
……
6年後
私は桜ヶ丘高校に入学し
充実した高校生ライフを送っている
これからも過去を隠し通し
明るく元気なままの自分を演じる
……はずだった
(第1話に続く…)
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!