TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

今度あったら、番外編(?)

一覧ページ

「今度あったら、番外編(?)」のメインビジュアル

今度あったら、番外編(?)

10 - ホラーのつもりなんです

♥

32

2024年08月18日

シェアするシェアする
報告する

( 主˙꒳​˙ )‪

どうも主でーす

アスカ

なんか僕久しぶりに登場した気がする

ソウ

俺も…

ナギ

俺はLINE以外では久しぶりだな

ウミ

ボクはそもそも登場少ないからね

( 主˙꒳​˙ )‪

まぁ、この話は暫く本編に登場できないであろうヒト達を書くしね

ソウ

どんな話なんだ?

ウミ

訊いてもどうせ覚えてないよ?

( 主˙꒳​˙ )‪

いやー本編どう書けばいいか迷ってさ、

( 主˙꒳​˙ )‪

少し悩んでたら、

( 主˙꒳​˙ )‪

あ、ホラー書きたいなって

( 主˙꒳​˙ )‪

だから今回はホラーのつもり

ナギ

ゑ?

ソウ

俺帰っていい?

アスカ

面白そ〜!

ウミ

ボクも出るの?

( 主˙꒳​˙ )‪

うん。君も出すよ

( 主˙꒳​˙ )‪

後、ナギが主人公だから

ナギ

ゑ????????

ナギ

因みにどういうのかは…

( 主˙꒳​˙ )‪

それじゃ、スタート!

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

薄暗い部屋にキーボードの音が鳴り響く

俺は部屋で一人、任務をこなしていた

カチッパタン…

ナギ

やぁっと終わったぁー

パソコンを閉じて、椅子に座ったまま 大きく伸びをする

ナギ

カーテン開けるか…

ナギ

うわっ朝になってる

外にはもう朝日が登っており、 5徹明けの目に染みる

ナギ

寝るか…

俺はそのままベットに倒れ込むと、 布団をかけないまま眠った

ピンポーンピンポーン

家に響くインターホンの音で目が覚めた

ナギ

はいはーい

眠い目を擦り長ら玄関の扉を開けると、 そこにはアスカとソウがいた

ナギ

どうしたの?

アスカ

おおーもしかしてさっきまで寝てた?

ソウ

ナギ、あんまり徹夜はするなよ?

ナギ

アスカは分かるけど、ソウはなんで俺が徹ってたこと分かんの?

ソウ

アスカで鍛えられた

ナギ

成程(?)

ソウ

まぁ、こんな夜にそんな感じで出てきたってことは、大体徹夜明けの後そのまま爆睡してたんだろ?

ナギ

当たり過ぎてて怖い

アスカ

ソウはもう占い師にでもなればいいと思う

ソウ

それはアスカだろ。能力的に

アスカ

それもそうだね

ナギ

うん…って、え?ソウ今なんて言った?

ソウ

?アスカの方が占い師に向いてるって

ナギ

その前

ソウ

こんな夜に眠そうに出てき時は、大体徹夜の後爆睡したんだろって

ナギ

え?もう夜なの?

ウミ

気づいてなかったの?

ナギ

うおっ、ウミ居たんだ

ウミ

酷くない?

ナギ

そういえば今更だけどなんでこんな夜に家に来たの?

アスカ

ちょっとねニヤ(・∀・)ニヤ

ソウ

俺達も強制的に連れてこられたんだ。何するか訊いてもニヤニヤするだけで

アスカ

まぁ、出かけたい所があるからナギも早く準備して

ナギ

わかった

俺が着替えを済ませて出ると、駅に連れていかれた

ソウ

なんで駅?

アスカ

ちょっと皆で行きたいところがあってね

アスカ

レイナも誘いたかったんだけど、任務でいなかったから

ウミ

なんか面白そうだね

アスカ

あ、電車来た

ナギ

取り敢えず乗るか

ソウ

そうだな

電車乗って少しすると、電車が動き出した

夜だからか車内も空いていて、空いている近くの席に座る

ナギ

そういえば、今何時?

ソウ

10時位だな

ナギ

ありがと

暫くボーッとしていると、電車の揺れが心地よかったのか、俺はいつの間にか眠っていた

ガタンッ!

ナギ

ナギ

(寝てたか)

電車が大きく揺れ、その振動で俺は 目を覚ました

ウミ

お、ナギ起きた?

ソウ

アスカ

スースー

ナギ

2人は寝てるの?

ウミ

うん

ナギ

(ソウが電車で寝るなんて、珍しいな)

周りを見渡すと乗客は俺たちだけになっている

ウミ

そういえば、さっきアナウンス聞いたけど、次の駅が終点だって

ナギ

へ〜

そこで電車が止まり、扉が開いた

ソウ

ん、

アスカ

はっ、寝過ごした!?

ナギ

ここが終点だって

アスカ

え!?早く降りないと!

もう少しで扉が閉まるというところで、 慌てて全員が電車を降りる

いい感じの背景見つかんなかった(by主

出た先は、ボロボロの駅だった

ナギ

ここ、何処だ?

アスカ

駅員さん居ないね

ナギ

駅名は?

ソウ

きさらぎ駅だって

ソウ

初めて聞いたな

アスカ

僕も初めて聞いた

ナギ

ちょっと近くにバス停とか無いか見てみるな

俺もきさらぎ駅は聞いたことがなかったので、近くに帰れるバス停は無いかを探し始める

ナギ

?なんだこれ

マップを開くと、現在位置の場所は山の中で、今いるはずの駅の表示もなかった

アスカ

どうしたの?

ナギ

これ

2人にスマホを見せる

ソウ

え、山の中…?

アスカ

地図に載ってない駅とか?

ナギ

いや、俺たち今ここに電車で来たし…

3人で悩んでいると、後ろから声が聞こえた

ウミ

そっか、こっちのヒト達はきさらぎ駅知らないのか

ナギ

え、なんで後ろから…

後ろを振り向くと、ウミがいた

ウミには体がないらしく、 普段は大体スマホの中にいるか、 人形とかに乗り移っている

さっきまではスマホの中にいた。 それなのに、 ウミは少年の姿でそこに立っている

アスカ

え、なんで居るの?

ウミ

ボクはずっと一緒にいたよ?

ソウ

そうじゃなくて、なんで人形とか持ってきてないのに実体があるんだ?

ウミ

んーと、まずは此処について説明するね

ナギ

うん

ウミ

ボクって結構人間界に行くじゃん?

ウミ

その時に怖い話とかも見たり聞いたりするんだよ

ウミ

そのうちの一つに、「きさらぎ駅」っていう怪談があるんだよ

アスカ

きさらぎ駅って…

ナギ

ここの駅名、

ソウ

だったよな?

ウミ

うん

ウミ

きさらぎ駅っていうのは、

ウミ

地図に載っていない、異世界の駅なんだ

ソウ

異世界!?

ウミ

うん。だから現実世界で体を持っていないボクでも、ここではこうして存在してるの

アスカ

どうやって出るの?

ウミ

線路の脇を歩いて、暫くするとトンネルが見えるのね。そこを歩いていって、トンネルを出たら出れる、はず

ナギ

不安だな

ソウ

で、どっちの方に歩いていけばいいんだ?

ウミ

そこは忘れちゃった(´>ω∂`)☆

ソウ

1発グーでビンタしていい?

ナギ

抑えて

ナギ

ネッ友とかに頼れるかな?

アスカ

いや、この時間には起きてないでしょ

スマホで𝕏を開くが、その直後にスマホが切れる

ナギ

あ、

ソウ

どうした?

ナギ

充電無くなった

アスカ

オワタやん

ウミ

もう詰みだね

もう一度駅名の書かれた看板を見る

大きくきさらぎ駅と書かれている下に、『黄泉比良坂』と『根堅洲国』と書かれている

ナギ

うーん…

ナギ

(あっ!?)

ナギ

ちょっと皆こっち着いてきて

アスカ

え?

ウミ

どうしたの?

俺はそういうと線路の脇に降りて、看板で根堅洲国と書かれていた方向へと向かった

ナギ

ウミ、これって日本の怪談?

ウミ

そうだよ

ソウ

ちょっと待てどういう事だ?

ナギ

ものすっごく簡単に言うと、

ナギ

根堅洲国はこの世で、黄泉比良坂はあの世みたいな感じ

アスカ

なんでそんなこと知ってんの?

ナギ

ゲームアニメ漫画情報

ウミ

そんな単語出てくるやつあるんだ…

そのまま線路の上を歩き続ける ふと、ウミが口を開いた

ウミ

そういえばなんだけどさ、

アスカ

うん

ウミ

きさらぎ駅でやっちゃいけないこととか言った方がいい?

ソウ

逆になんで言わなかったんだ?

ウミ

何となく

ナギ

それで、やっちゃいけないことって?

ウミ

まず、知っている人がいてもそっちの方向には行っちゃ行けない

ウミ

2つ目は、太鼓と鈴の音が聞こえたらそれから離れるように逃げる

ウミ

3つ目は、おーいとかの声が聞こえてもそっちの方向に行っちゃいけない、

ウミ

4つ目は、車が来ても絶対に乗っちゃいけない

アスカ

さっきも線路の真ん中歩いちゃいけないって言ってたけど、なんで?

ナギ

道とかでも真ん中は神様の通り道とか言うからじゃない?

ソウ

確か太鼓とか鈴とかって、どっかのお葬式のやつじゃなかったけ?

ウミ

うん。知っている人がいても着いて言っちゃダメなのは多分偽物だからだろうし、

ウミ

車に乗っちゃいけないのはあの世とかに連行されんじゃない?

そんな会話をしていると、後ろから声が聞こえた

おーい

アスカ

!?

アスカが勢い良く後ろを振り返る

それにつられて後ろをむくと、初老の男性がいた

謎の男

おーい

アスカ

な、んで、

アスカを見るとかかなり同様しているようで、汗がダラダラと出ている

ソウ

アスカ!大丈夫か!?

アスカ

大、丈夫

謎の男

レグラ、こっちだ

思わず男に攻撃しそうになる

ナギ

っ!?

ソウ

アスカ!少し走るぞ!

そのまま俺達はダッシュで逃げた

アスカ

痛っ

ソウ

アスカ!

後ろを見ると、アスカが転んでいた

アスカ

これくらい大丈夫!

息も絶え絶えになった頃に、ようやく1人が止まり、そのまま全員止まる

ウミ

追って来ては無いね

ソウ

アスカ、大丈夫か?

アスカ

大丈夫、大丈夫

ソウに答えるよりも、アスカは自分に言い聞かせているように見えた

アスカ

だってあの人は昔に死んでるんだから

ウミ

えっ?

ナギ

ってことは幽霊?

ソウ

幽霊ならまだ俺たちの世界に居るだろ

ナギ

(死んだ人が出てくるのか…)

思わずあの子が出てこなくて良かったと思った自分を殴った

ソウ

何してんの!?

ナギ

いやちょっとごめん

ウミ

少し休んで先に進もっか

ソウ

そうだな

俺達はその場に座り込み、アスカはソウに絆創膏を貰って転んだ時の怪我に貼ってから、もう一度歩き出した

ナギ

そういえばさ、

ウミ

何?

ナギ

さっき出てきた人に俺1度攻撃しようとしたんだよ

ソウ

能力で?

ナギ

能力で

ナギ

そしたらさ、能力が使えなかったんだ

アスカ

え?

アスカ

マジで?

ナギ

マジ

ソウ

そういえば、さっき走ってた時もいつもより早く疲れたし…

ウミ

生気とか吸われてたりして

ナギ

やばくない?

アスカ

早く出なきゃじゃん

ウミを省いて全員の顔がサァァと白くなる

そんな時、後ろから太鼓と鈴の音が聞こえた

ナギ

チョッ、マッヤバっ

アスカ

ヤッバイヤッバイヤッバイ

全員が一気に走り出す

ソウ

てんめコノヤロ能力戻ったら絶対殺る!!

アスカ

ソウ!焦りすぎてキャラ崩壊してる!

ウミ

そんな事言ってる場合じゃなくない?

ナギ

なんでウミはそんな冷静なの!?

ウミ

なれ

ソウ

どこで慣れてきたんだよ!

全力疾走していると何やら目の前に車が出てきた

ナギ

すみません!!!!

アスカ

上通ります!!

ソウ

これヒトじゃないから!?

線路の真ん中に止まっている車を全員飛び越えて逃げていく

ずっと走っていると、トンネルが見えた

トンネルの中は薄暗く、走っている足音とそれぞれの話し声が反響する

ナギ

もうあの音聞こえない?

ウミ

うん、聞こえないね

ソウ

振り切ったァ

全員肩で息をしながらその場に座り込む

息を整えて顔を上げると、 トンネルの奥に光が見えた

アスカ

やっと出られる!?

ソウ

まだ早いぞ

そう言いながらも、皆自然と歩くスピードが早くなる

ナギ

やっと出口だ…

トンネルから後一歩踏み出せば出られるという所で、誰かに背を押された

ナギ

えっ?

そのまま光に入ると、視界がグワングワンと歪み始めた

下から強風が吹いてくる

ナギ

(落ちてる?)

そのまま視界は歪み続け、もはや自分が落ちているのか飛んでいるのかが分からなくなる

暫くその状態が続き、もしかしたらもう戻れないのではないかと不安になったところで、声が聞こえてきた

…い、……ろ

ナギ

うわっ!

目が覚めると、そこは最初に乗っていた電車の中だった

アスカ

お、ナギ起きた

ナギ

え?

周りを見ると自分達以外に乗客はいなくなっている

ナギ

え、出れたの?

ソウ

出れた?俺たち目的の駅寝すごしたらしいぞ

ウミ

もうすぐで終点だって

ナギ

なんかデジャブ…

電車が駅に着き、扉が開く

俺はまだ状況が理解出来ていないまま電車を降りた

アスカ

これが最後の電車だって言ってたし、今日はこの辺で泊まれる場所探す?

ソウ

了解。じゃ、俺ホテル空いてないか探してるな

ウミ

ボクはもう帰るね

そう言ってウミはスマホ画面から消える

ナギ

えっちょっと待って?どこから夢?きさらぎ駅は?

アスカ

え?きさらぎ駅?何それ

ナギ

え?じゃああれは夢?

アスカ

なーに寝ぼけてんの。ほら、さっさと駅出るよ

俺はふと、自分で殴った箇所を触る

ナギ

痛ッ

アスカ

ん?

ソウ

どうした?

アスカ

なんか膝に絆創膏貼ってあるんだけど

ナギ

!!

ソウ

?怪我したのか?

アスカ

記憶にある限りはしてないね

そう言ってアスカが絆創膏の下を見ると、膝から血が滲んでいた

アスカ

いつの間につけたんだろ?

ソウ

大丈夫か?

アスカ

痛くないから大丈夫

ソウ

いや、それよりも頭の方

アスカ

それはどいういこと?^_^

ソウ

絆創膏着いてるってことは、自分で貼ったんだろ?

アスカ

そうなんじゃない?

ナギ

そ、それよりも、ホテルどう?とれそう?

話しが終わらなかったので、会話に割り込む

ソウ

あ〜それがな

ナギ

うん

ソウ

近くのホテル探しても全部満室

アスカ

…マジ?

ソウ

マジ

ナギ

野宿?

ソウ

ワンチャンそうなるかも

アスカ

えっバスは?

ソウ

もう終わってる

ナギ

やっばいじゃんそれ

俺達は慌てて駅を出ると、運良くタクシーに乗れた

アスカ

あっぶなかったァ

ナギ

そういえば、アスカはどこに行こうとしてたの?

アスカ

廃病院だよ

ソウ

え?

ナギ

えっ?

アスカ

何も知らない3人私連れていったら楽しそうと思ったんだけどね

アスカ

まさか寝過ごしちゃうなんて思ってなくてさ

ナギ

俺、その為に夜中起こされてきたの?

アスカ

うん

ソウ

逆に寝過ごしてよかったって思った

アスカ

え〜

ナギ

このタクシーはアスカの奢りということで

アスカ

え"?それはやだ

ソウ

賛成

アスカ

せめて割り勘で!

ソウ

せめてって、最初から払う気無かったのかよ

そんな話をしているうちに、それぞれの家から近い場所にタクシーが着いた

結局アスカが奢ることになって、俺達は解散する

ナギ

あー疲れた

俺はそう呟いて、自分の家へと歩いて帰った

( 主˙꒳​˙ )‪

はーいどうでしたか?

ナギ

あれは夢じゃなかったんだよね?

( 主˙꒳​˙ )‪

うん。ちょっと僕ホラー書くの苦手かもしれん

アスカ

僕達はきさらぎ駅でのことは忘れてるんだよね

( 主˙꒳​˙ )‪

うん

( 主˙꒳​˙ )‪

それじゃ、話すこともないんで

( 主˙꒳​˙ )‪

さよなら〜(ᐙ)/

ソウ

俺話してなくない?

ウミ

ボク話してなくない?

今度あったら、番外編(?)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

32

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚