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やぁ、次の頁に進むを選択した方々

久しぶりですね

今回も皆で物語の頁を捲っていこうではないか

今回はどんな物語になるだろうね

 

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承認されました どうぞお進みください

俺が呪いに好かれてると知ったのはあの日だ

そう、なにも変わらないいつもと同じ日だった

蓮ー、ご飯できたわよー

蓮、ご飯にするからこっちに来なさい

梶蓮(幼少期)

はーい

梶蓮(幼少期)

あ、俺も手伝う!

俺は当時、とても素直な性格だったと思う

よく笑ってよく喋る、普通の子供だった

あら、ありがとう

ははっ、蓮は本当にいい子だな

梶蓮(幼少期)

えへへ

褒められていつも嬉しかった

だからいつも親の手伝いは進んでしていった

デザートには蓮の好きな桃を買ってあるわよ

梶蓮(幼少期)

桃✨✨

よかったな、蓮(優しく微笑む

梶蓮(幼少期)

ねぇ、お父さんとお母さんは俺のこと好き?

あの時はそんなことも普通に聞くことができた

蓮のこと大好きよ

父さんも蓮が大好きだ

梶蓮(幼少期)

俺もお父さんとお母さんのこと大好き!

あぁ、もうこの時から家の中は壊れ始めてたんだな

 

 

ある日の朝のこと

ごめんね、蓮

お母さん…明日にはここからいなくなるから

梶蓮(幼少期)

なんで?

梶蓮(幼少期)

俺は着いていったらダメ?

梶蓮(幼少期)

(涙を必死に堪えてる

蓮はここにいて

梶蓮(幼少期)

どうして?

最後だからいうけど…

アンタは"呪い"に好かれてるの

梶蓮(幼少期)

ぇ?

アンタがいつまでも着いてきたら私が不幸になる

だからあなたから離れることにしたの

呪いに好かれた子なんていらない

それにお父さんと喧嘩ばかりになったのも全部アンタのせい

私ね…もう新しい人と一緒になることが決まってるから

アンタがいたら邪魔なのよ

それが母親との最後の会話だった

翌日の朝にはもう既に母親の荷物と姿はこの家から消えていた

父親は母親がいなくなったと同時に酒に浸るようになった

あぁ"…たりねぇ"…

梶蓮(幼少期)

ビクッ

おい!蓮、酒取ってこい!!

今すぐにだ!!

梶蓮(幼少期)

で…でも…もう…家には…

ちっ…(舌打ち

酒買ってくるからお前は掃除でもしてろ!

綺麗になってなかったら飯抜きだからな

梶蓮(幼少期)

……はい

ったく…なんで俺が呪いに好かれてるやつの面倒なんか…

バタン(部屋のドアが閉まる

梶蓮(幼少期)

………グズッ

梶蓮(幼少期)

なんで……

梶蓮(幼少期)

俺はただ…お父さんとお母さんのことが好きなだけなのに…

梶蓮(幼少期)

3人でいられたらそれでよかったのに…

父親はそれから帰ってきたり帰ってこなくなったり

何もしてないのに暴力を振るわれ

以前よりも酒に浸るようになっていた

蓮!!いるんだろ!!(部屋の外から

梶蓮(幼少期)

……ビクビクッ

俺は部屋に籠り鍵をかけて耳を塞いで布団を被っていた

ドンドンドン!!!(部屋の扉が力強く叩かれる

蓮!!出てこい!!

梶蓮(幼少期)

……グズッ

梶蓮(幼少期)

(早く…早く…夜になってよ…)

父親は夜になるとどこかへいくことを知っていたから

俺はその時早く夜になることを祈るばかりだった

俺の家族は…

俺のせいで壊れた…

それで決めたんだ…

もう誰も好きにならないって

彼の過去は幸せから不幸に転落してしまったようだ

おや、書いた人から皆に伝言があるみたいだ

代わりに代読させてもらうね

『彼の過去は想像によるものなので実際は違う場合がございます』

とのことだそうです

さてそれも踏まえて皆には選択肢を与えようじゃないか

 

『次の頁に進みますか?』 ・YES ・NO

どちらを選んでも構わないよ

キミの選択を責めるものは決していないからね

けれど皆が次の頁に進むことを選択してくれたらまたこの本は開くだろう

それまでは閉じておこうと思う

では皆の選択を待っているよーー

.

.

.

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234

コメント

6

ユーザー

次の頁に進みたい 久しぶりなのに短いコメですまない

ユーザー

よしうち梶くんのこと助けるわ。とにかく死んでもいいから助けたい。

ユーザー
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