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瑠々@カオス生みの親((ha?
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舞台裏のカーテンがゆっくりと揺れる中、私は深呼吸をした
自分の手のひらを見ると、手汗で湿っていた
セリーナ
背後から優しい声が聞こえた
振り返ると、そこにはセリーナがいた
アリス
アリス
セリーナ
セリーナが笑顔でグットサインをしながらそう言う
数分前のこと…
ヴィクターが私に向かって静かに微笑む
ヴィクター
ヴィクター
私はまさかの提案に思わず目を大きくした
なぜか居座ることになったものの、ここの舞台に出れるようになるとは、これっぽっちも考えていなかったからだ
アリス
ヴィクターの目が優しくも少し鋭く光った
ヴィクター
カーテンが開き、照明が私を包む
舞台の前列には、昨夜同様、観客はいなかった
観客の代わりに、異形達が静かにその視線を向ける
グレンが縫い目だらけの手を振り、ニコッと笑う
グレン
セリーナは舞台の横で剣を握り、静かに見守る
セリーナ
ジョーダンは影を揺らし、舞台の隅でじっと待つ
ジョーダン
私はその言葉に背筋を伸ばす
私は深呼吸をし、声を出す
アリス
アリス
舞台が微かに震える
刃を飲み込むセリーナ、縫い目だらけのグレン、二つの頭を持つ歌姫、影を操るジョーダン、檻の中のアンディ…
一人一人に視線を送り、観客に語りかけるように紹介した
その瞬間、舞台の異形達が微かに動く
まるで、私の声に反応して、生きているのかのように
私の胸に、これまでの人生で味わったことのない感覚が広がる
アリス
しかし、カーテンの後ろからは妙な視線を感じた