桃
赤
うわ、、見ろよあれ、、っ
痛そ、、
桃
んぁ?なに、、
モブが指差した方向を見ると、
殴られてよろめいた赤がいた。
ん、、?あれお前の弟じゃね?
桃
っ、さあ、、知らねえよ、
桃
行くぞ、
それもそうだな、
今の俺は、
あの惨めな奴を弟だと思われるのが
嫌だった。
赤
は、'ぅ"ッ、、
おら、'っ!!
今までにない力で殴られて、
その場に倒れた。
微かにお兄ちゃんの声がした。
桃
あんなの弟じゃねえよ、笑
はは、確かにな
お兄ちゃん、?
なんで、
助けてよ、
俺、しんじゃいそうなの、っ
目が覚めたら
病院だった。
母
心配させないでよ、
赤
ごめんなさ、いっ、
母
あなたが死んだら誰が家事するのよ
赤
、っ、、は、?
なにそれ、
真面目に生きてる俺がバカみたい。
簡単に人を信じちゃダメなんだな。
たとえ家族だとしても、