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放課後
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
一緒に帰る約束も、
そう簡単には実らない。
実らせられない。
正直、彼女である以上会おうと思えば 会える面がある。
関係的に会うことが難しくなるかもしれない友達の方行く気持ちもよく分かる。
川中 双葉
川中 双葉
これはルーティンかもしれない
何かあったら真菜に聞いてみる
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
堀田 真菜
堀田 真菜
堀田 真菜
川中 双葉
堀田 真菜
川中 双葉
川中 双葉
堀田 真菜
川中 双葉
川中 双葉
昔からそうだ
相手に悪いことがあったとしても
どこか私が悪かったとこあるんじゃないかって探し出す
探し出せたら、私にも悪いとこ合ったし人間誰しも失敗くらいある
そんな考えから「しょうがない」に発展する
堀田 真菜
堀田 真菜
川中 双葉
堀田 真菜
川中 双葉
川中 双葉
堀田 真菜
堀田 真菜
堀田 真菜
川中 双葉
堀田 真菜
堀田 真菜
堀田 真菜
川中 双葉
川中 双葉
堀田 真菜
その後すぐ、私は柊弥宛の手紙を書き始めた
書こうとしても進まない手先
むしろ辛くなって涙が止まらない
一度、今の気持ちを絵に描き出してスッキリしてみたりする
川中 双葉
目に光なんてない、何か言いたそうにして我慢してる女の子の絵
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
「辛い」なんて何度思ったか
でも伝えたいけど言えないから。
そのために手紙書いてるんだ
川中 双葉
ペンを持つ手が震える
字体が変化してるのも分かる
気持ちがグルグルして気持ち悪い
でも
川中 双葉
そう言い聞かせる
殴り書きに近くなっていく便箋の文
だけどちゃんと言葉になってる
だからこそ言い聞かせる
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
もはや私の口癖かもしれない言葉
部活の試合、仲間に何度も掛けた
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
何か打ち込んでる時に仲間に掛けてた
川中 双葉
川中 双葉
親に何かあったかって聞かれて答えた
川中 双葉
言っちゃえば、周りの人に「大丈夫?」って聞かれることの方が多いかも
体調をよく崩すし
学校には行きたくなくなるし
教室は怖くなるし
人が怖くなるし
大丈夫
そう返せる人はたくさんいる
でも
川中 双葉
???
???
???
川中 双葉
そう言ってくれるのは
そんなふうに接してくれるのは
柊弥と桃音
2人は寄り添ってくれる暖かい人
だから私は昔よりも強くなれた
自分にはもったいない人の縁を
切りたくない
2時間後
自分の気持ちを落ち着かせてたり
伝えたい言葉に詰まったり
気がついたら時間が流れていた
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
川中 双葉
この半年、何も無かった訳じゃない
言えることも言えなかったことも
手紙で渡すんだ
川中 双葉