お姉ちゃん
無理とかやめて
お姉ちゃん
私は自分で稼ぐよ
ガチャ
お姉ちゃんは部屋から出て行った
あなた
お母さん
母
そうよね、、
母
なんでこんな賭けに出たのかしらね、、
母
ほんと、、、バカよね、
母
子供2人いて母子家庭なのに
あなた
やめて!
あなた
大丈夫!大丈夫だから!
あなた
お姉ちゃんの学校のことは大丈夫だよ!
母
でも、、あの子に無理してほしくない、、
あなた
ねぇ!
あなた
なんで、、そういうこというの?
あなた
大丈夫だって言ってるじゃん!
あなた
めんどくさいよ、、
母
そうね、ごめんね
母
ママ頑張るから!
この時は上手くまとまったから、大丈夫だと思った けど、全然そんなことなかった
あの時から数週間経った
母
あの子、大丈夫かしら
あなた
大丈夫!お姉ちゃんは大丈夫!
あなた
バイト頑張ってるんだよ!
母
それが不安なのよ、
母
前より全然稼ぎが出てるのに、、
母
全然頼ってくれないの、、
あなた
ぎゃ、逆にそっちの方が安心しない?
母
そうよね、、
母
おせっかいよね、、
あなた
うん!
お姉ちゃんは遅い時間に帰るようになった。 どんなバイトか言ってくれない。 流石に私も不安だった。
それから、お母さんも帰りが遅くなるようになった。 小6の夏
あなた
お母さんもお姉ちゃんも帰りが遅いよ、、
夜の11時
あなた
前までは、9時には帰って来てたのに、、
ガチャ!
母
ごめんね!帰って来たよ!
あなた
、、おかえり
あなた
なんで、、、遅くなったの?
母
なんかねぇ、最近常連の人が早く帰ってくれなくてねけ、、
あなた
そっか、仕方ないよね。
次の日
あなた
、、、、
あなた
もう寝よ、、
誰もいない家で1人で寝る 夏休み
こんなにつまらないことはない
一週間後の朝
ピピピピピピ
あなた
はぁ、、
あなた
朝か、、帰って来てるかな
トントン 階段を降りる音が響く
誰もいない証拠かな
あなた
そんな、、朝まで帰ってこないのはおかしくない、、?
複雑な気持ちで家を出る
あなた
もう、、誰も帰って来ないのかも、、