TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

僕はとりあえず妊娠について調べた。

ころん

………病院行った方がいいんだよね……

行くなら……産婦人科…?

僕一人で行ってもいいのかな……

いや、でももう決めたんだから。

ころん

……行こう………

今はさとみくん、個人の会議に行っているし、

バレない…よね。

ころん

とりあえず妊娠検査薬は押し入れの奥に隠しとこ………

僕は財布とスマホだけ持って外に出かけた。

とりあえず受付を済ませて待ち時間にスマホで調べていく。

ころん

…つわり……吐き気……

ころん

サポートが必要……

やばい。僕耐えれるの…?

それも一人で。

看護婦

ころんさーん

看護婦

診察室まできてください

ころん

あ、はーい。

僕はスマホをポケットに突っ込み診察室へ向かった

医者

本日はどうされました?

ころん

あ、あの……

ころん

もしかしたら妊娠してるかもしれなくて……

医者

一応確認しますがころんさんは男性…ですよね?

ころん

はい…

看護婦

ではエコーとってみますか。

ころん

…はい。

医者

おめでとうございます‼

医者

妊娠2か月です。

ころん

………そうですか……

看護婦

安心してくださいね?最近は男性でも妊娠できるんですよ。

医者

そうですね。

医者

検診に来てもらいたいので毎月通ってもらいたいのですが……

医者

誰か付き添いとか…

ころん

…………

ころん

すみません。

ころん

何人かいるのですが隠してたいんです……

ころん

怖いので……

駄目なことだってわかってる。でも

僕にそんな勇気はない。

看護婦

先生…

医者

……わかりました。いいでしょう。

ころん

いいんですか?

医者

でも、もう隠せない、一人では無理という段階に来た時、言ったら怒られると思いますが。

医者

いいんですね?

ころん

っ……

ころん

はい……ありがとうございます。

看護婦

それではまた次回の検診にて

ころん

ありがとうございました。

医者

はい。がんばってくださいね。

僕は診察室から出た。

母子手帳をポケットに入れて。

ころん

メンバー…

ころん

さとみくん……

ころん

………

頭の中に回ってくる罪悪感……

ころん

……もう決めたんだから……っ‼

…でも

一人の時ぐらい泣いてもいいよね……?

ころん

グズッグズッ……

ころん

誰か…助けてよぉ……

誰もいない道で僕の泣き声だけが響いていた。

どのぐらい時間がたったんだろう……

いきなりスマホが鳴る。

ころん

……もう…7時か……

僕はさとみくんにすぐ帰るとだけ伝えて夜の道をまた歩き出した。

ころん

ただいまー‼

元気よく言う。じゃないとバレるかもしれないから。

さとみ

ころん‼

さとみ

どこ行ってたんだよー‼

ころん

ごめんごめんw

ころん

散歩行ってたー

さとみ

体調は大丈夫なのか?

ころん

うん…きょうはマシだったから。

さとみ

そか。

しばらく沈黙が流れる。

僕の言葉…おかしいところなかったかな…?

さとみ

あ、ご飯食べる?

さとみ

もう作ったけど?

ころん

たべる‼

ころん

おなかペコペコなの‼

さとみ

はいはいww

さとみ

持ってくるよw

ころん

ありがとう‼

元気よく答える。

すぐにさとみくんがご飯を持ってきてくれた。

………よかった…

この調子ならバレない……よね?

僕はその日もいつも通りベットに入る。

もらった母子手帳などもすべて押し入れの奥に。

ころん

………大丈夫だよね……

さとみ

なにが?

ころん

うあぁあああぁ‼

さとみ

www

気が付いたらさとみくんが後ろに立っていた。

ころん

もう、やめてよー‼

さとみ

wwwww

さとみ

んで?何が大丈夫なの?ww

笑いながら聞いてくるさとみくん。

想像もしてないんだろうな……僕が

妊娠してるなんて。

ころん

あー明日会議じゃん?すとぷりの

ころん

なんか声枯れてきてるんだよねーw

さとみ

wなーんだwそんなことか

さとみ

お前はいつもガサガサだからバレねーよww

ころん

んなっ!

ころん

そんなガサガサじゃねーよ‼ww

…いや、ガサガサかも。w

ころん

…もう寝る‼

さとみ

えーじゃあ俺もここで寝よー。

ころん

は?なんで?

さとみ

………ころん…

さとみ

シよ?

ころん

へ…?

さとみくんが誘ってきた。

ころん

えー……寝たいんだけど……

さとみ

お願いだよーww

ころん

ん…いいy……

ここで僕の頭の中に待合室で調べたことが流れてきた。

妊娠中は行為は危険です。絶対にしないでください。

あ……

ころん

やっぱダメっ‼

…あぶない…もう少しでいいよっていうところだった。

さとみ

なんで?

……まぁそうなるよね…

ころん

ほ、ほら、明日会議だから‼

ころん

腰死ぬとか駄目‼寝るよ‼

さとみ

ん…そっか……

さとみくんが悲しそうな目をする。

隠し事をしている僕にとってその目がとてつもない罪悪感を襲った。

ころん

……ごめんね…(ボソッ

さとみ

…なんか言った?

ころん

…ううん。おやすみ。

さとみ

ん。おやすみ(⌒∇⌒)

………いつまでこの幸せが続くんだろう……

僕はそう思いながらさとみくんの寝顔を見つめていた。

君と別れたくないよ………

ゆずちゃん

はい‼おしまい‼

ゆずちゃん

続きはまた明日かな笑

ゆずちゃん

読んでくれてありがとぉ‼

ゆずちゃん

あ、このお話の時、ゆずちゃんの最初の挨拶のシーンなくしますので‼

ゆずちゃん

それじゃあまた次回の作品で

ゆずちゃん

おつゆずー(^^♪
loading

この作品はいかがでしたか?

505

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚