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カイ
抱きしめられたままそう言われた
そしてカイくんは静かに話し始めた
カイ
カイ
カイ
カイ
あの日からだった
アロハが頭から離れなくなったのは
俺の目の前で乱れるアロハが あまりに綺麗で、可愛くて、 そして本当に愛おしく感じた
カイ
カイ
カイ
アロハ
俺と距離を置いているのは分かってた 明らかに俺とカイくんだけになる空間を カイくんは作ろうとしなかったから
でも距離を置いてた理由が予想外で 今正直、戸惑っている
カイ
カイ
カイくんの声は弱かった
まるで俺に嫌われるのを 怖がってるみたい
アロハ
アロハ
アロハ
アロハ
アロハ
俺は泣きながらそう話した
アロハ
アロハ
アロハ
泣きながら話す俺を カイくんは離さなかった
カイ
カイ
カイ
カイ
抱きしめる力が強くなった
アロハ
アロハ
俺は今更気づいた気持ちをカイくんにぶつけた
カイ
アロハ
アロハ
アロハ
めちゃくちゃなことを 言ってるのは分かってる でも確かめたかった カイくんの本当の気持ちを
俺を抱きしめていた腕は解かれて
俺はそのままベッドに優しく押し倒される
カイくんが覆いかぶさってきて 俺たちの唇はすぐに重なり合った
アロハ
カイくんの舌が入ってきて 俺はそれを追いかけた
アロハ
唇が離れて目が合う
カイ
カイ
俺はそう言われてドキンとした
カイくんは俺の首筋に 何回も口付けをしてきて 俺の服の中に手を入れてくる
アロハ
そのままゆっくりと手が上がってきて 俺は突起を摘まれた
アロハ
身体がビクンと弾む
カイ
色っぽい表情で カイくんは俺にそう言った
そして突起を摘んでいた手は 下の方へと移動していく
そして俺のに直に触れる
アロハ
カイ
アロハ
カイ
言葉がいちいち刺さる
カイ
先端を親指でくるくるされて 俺からはじわじわと先走りが溢れてきた
アロハ
カイ
着ていたバスローブがはだけて 俺のを触っているカイくんの手がはっきり見える そしてその手は上下に動きだした
アロハ
俺はビクンと激しく痙攣した
カイ
カイ
わざと音を鳴らすように触って それを俺に見せてくる
アロハ
恥ずかしくて死にそう
見てられなくて俺は目を逸らした
カイ
カイくんの指が後ろに向かっていく
アロハ
ズプッと中に指が入ってくるのを感じた
アロハ
カイ
カイ
カイ
散々意地悪してきたくせに こうやって急に優しくしてくる
ずるいよカイくん…
アロハ
ちゃんと痛くないのを確認してから カイくんの指はゆっくりとまた更に奥へと入っていく
その指が入りきると、 カイくんは優しく抜き差しし始めた
アロハ
自分の指を入れるよりも遥かに気持ちよくて 俺は指よりも大きいものがすぐに欲しくなった
アロハ
アロハ
カイ
アロハ
素面で口で言うのは恥ずかしすぎて
俺はカイくんのに手を伸ばした
アロハ
アロハ
触ったそこはすごく硬くて 下着越しからでも分かるくらい熱い
アロハ
俺が今出来る精一杯のおねだり
カイ
カイくんはそう言って優しく微笑んだ
俺にそれ以上のことは求めず褒めてくれた
意地悪なように見えるけど カイくんの優しさは隠せない
カイ
カイ
この前は声が出せなかったから 途中でカイくんに体制を変えられた
でも今日はそんな制限はない
アロハ
カイ
カイくんには見透かされてるみたいだ
カイ
アロハ
俺は四つん這いの体制になった
そしてカイくんに腰を掴まれる
カイ
カイ
冗談交じりにカイくんがそう言った
アロハ
カイ
カイくんは笑った
カイ
カイくんの先が俺の後ろに当たる そして中にぐっとカイくんのが入ってきた
入れられた瞬間 背中に電流が走った
アロハ
カイ
繋がった余韻に浸る隙はない カイくんはすぐに腰を動かしてくる
アロハ
カイ
カイ
余裕のないカイくんの声が聞こえる それにキュンとなって顔に熱を持つ
アロハ
俺は次々に襲ってくる快感に悶える
シーツを握る手が強くなって 声もどんどん漏れてしまう
アロハ
アロハ
カイ
カイ
腰を掴む手に力がこもったのが分かった
アロハ
気持ちいいとこばっかり突かれて 俺も長くもつ気がしなかった
カイ
アロハ
アロハ
ズチュズチュと音が響く カイくんのと俺のが混じり合う音
パンパンと激しく肌がぶつかり合って もう何もかも気持ち良すぎて 膝がガクガクと震えた
アロハ
アロハ
恥ずかしさとかそういうのは もう俺の中ではどうでも良くて 俺はカイくんを求めた
カイ
アロハ
カイ
ドク…ドク…ドクッ
アロハ
ドピュドピュ…
カイくんは俺に覆いかぶさって小さく震えた そして俺はガクガクと痙攣 俺達は同時に果てた
カイ
アロハ
カイ
カイ
そんなの全然いいに決まってる むしろ嬉しかった
そして俺のからカイくんのが抜かれた
アロハ
カイくんのが中から溢れてきた
アロハ
アロハ
アロハ
カイ
カイ
カイくんは俺を愛おしそうに抱き寄せた
カイ
カイ
カイくんの気持ちがひしひしと伝わってくる
カイ
言葉が胸に響いた
そう。その言葉が聞きたかった
俺は力いっぱいに カイくんを抱きしめ返した
アロハ
あの時はただ苦しかったから 誰でもいいから助けて欲しいってそう思ってた
でも今考えてみると きっと誰でも良かったわけじゃない
タイミングが違ったら 俺は他の人に抱かれていたかもしれない
例えそうなっていたとしたら 俺はその人のことを好きになったのか
あの時カイくんが俺に言った "愛してもいい?"って言葉
そして怖いくらい優しくて 俺の事 愛おしそうに抱いて
そんなの好きにならない方がおかしい
アロハ
アロハ
カイ
カイ
なんであの日 アロハを放っておけなかったんだろう
事務所に来た時から異変は感じていた いつも元気なアロハだから尚のこと
辛そうだったアロハを俺は追いかけた
そしたら助けて。って 俺はアロハの雰囲気に飲まれた
愛すふりだったはずなのに 俺は本気でアロハを愛してしまった
あんなに綺麗に感じて乱れて
こんなアロハを 他の誰にも見せたくないと思った
アロハを俺のものにしたいと思った
カイ
アロハ
カイ
アロハ
カイ
アロハ
カイ
アロハ
アロハ
カイ
カイくんは嬉しそうに笑った
アロハ
アロハ
カイ
カイ
アロハ
カイ
アロハ
アロハ
カイ
そう言ってカイくんは 俺の額にキスしてきた
アロハ
ほんとにこの人は
アロハ
カイ
アロハ
カイ
カイ
カイ
カイ
アロハ
カイ
余裕のないカイくんが かっこよかっただなんて言えない
カイ
アロハ
アロハ
カイ
カイ
カイ
カイ
真顔で真剣に言うカイくん
アロハ
アロハ
カイ
アロハ
アロハ
カイ
俺を見つめてくるカイくん
アロハ
なに?と言い終わるのと同時くらいに また俺はカイくんに押し倒された
アロハ
カイ
そう言うと カイくんはキスマークをつけ始めた
アロハ
誰にも取られたくない 誰にも触れさせたくない そう強く感じた
アロハ
アロハ
カイ
カイ
アロハ
こんなに強く誰かを 独占したいと思ったのは初めてだった
でも本当に誰にも渡したくない
誰にも触れて欲しくない
カイ
急に真剣にそんなこと言って
俺をどこまで好きにさせるんだろうこの人は
アロハ
アロハ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
始まりはどうあれ 俺たちはこうして付き合うことになった
メンバーにはまだ内緒、なんて言ってたけど
結局次の日にはバレてしまった
もちろん付けられた"印"のせい
でもその"印"は
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-俺たちの愛の証-
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__𝐹𝑖𝑛.
コメント
7件
久しぶりに更新されてうれしいです!今回も最高です🥹
メンバーにバレる時の番外編見たいです!