今日は,一つ 怖い話をしよう
僕が実際に体験した話さ
聞きたいかい?
そうか
怖くないのかい?
夢に出てきたってしらないよ?
いいんだね
では,話すとしよう
これは…
僕が学生だった頃の話だ 僕の家は貧乏だった。 両親は共働き。 兄さんと僕は毎日朝から新聞配達で,なんとかやっていた。
だから,医者を目指した僕は
高校を卒業して,1人。 東京の大学へ行くことになった。
いや、東京の大学といっても、みんなが知ってるあの東大ではない。
もっとさびれた古くさい無名の大学だ。おそらく知っている人は地元の人以外ならごく僅かであろう。
でも,その割には毎年入学者数は多く,もうかれこれなん10年も潰れずに残っているらしい。
もちろん,うちはお金が無い。だから1人でのんびり一人暮らしなんて出来ない。 毎日朝はコンビニでバイト 昼は学校 学校が終わってから夜中までバイトの掛け持ち。 そんなこんなで、生活をなんとか成り立たせてた。
僕の一人暮らしのスタートは古くさびれたボロアパートの一室。 もちろん,トイレやお風呂なんてものは無い。
なんせここは東京とはいえ都会から離れた薄暗いド田舎だ。
田中 たなお
ふと、見上げた空には満天の星空。
田中 たなお
1人そう呟いて家(ボロアパート)の一室に入る。
田中 たなお
田中 たなお
カチッ
パシュー
田中 たなお
開けた缶から溢れ出るコーラ。
田中 たなお
ゴクゴク
田中 たなお
田中 たなお
夜中2時37分
今日もいつものようにコーラを片手にテレビをつける ピッ
ゴソゴソ
コン…コン…
音がするほうを見たが何も無い。
………
急に静かになった部屋でテレビの音がひときわ大きく聞こえる。
ふと、視線を感じる。
田中 たなお
辺りを見渡すが何も無い。
すると,壁に
小さな穴が空いているのを見つけた。
田中 たなお
田中 たなお
田中 たなお
田中 たなお
田中 たなお
たなおは穴を覗いた。
田中 たなお
田中 たなお
田中 たなお
田中 たなお
たなおは,その赤いものが何なのか気にもしなかった。
次の日
ゴミ捨て場にて
田中 たなお
管理人
昨日は気にしなかったけど、 ふと、隣の住人の事が気になって管理人に聞いてみた。
田中 たなお
管理人
田中 たなお
管理人
田中 たなお
田中 たなお
管理人
管理人
田中 たなお
管理人
管理人
管理人が指さすほうを見たたなおはハッとした
たなおの家の前
田中 たなお
たなおの家の前
コメント
2件
あ、怖い?
待って最後の画像…… めちゃ怖いやん! ギャアアアアア