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頑張りすぎちゃう青色

第4話 - 頑張りすぎちゃう青色

670

2022年08月13日

#いじめ

#我々だ

ななし。　ファンマ⛄🐷

っん…、

目を開ける。真っ白な天井が目に移った。

息がしにくい。頭も痛い。けど、動かないとまた怒られるよなぁ…

ボーッとする頭で考えるもう、生きる気力が失かった

仲間に……嫌…われとる…から…なぁw

ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、ﾋｭｰﾋｭｰ

声が掠れる、上手く出ぇへん

…！…生…大先生！！

声、俺の声聞こえとる？

っあ、

ぺ神や、ってことはここ医療室か。また戻って来ちゃったんやな

聞こえとるよ…

ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ

大丈夫、喋らなくていい。少しずつでいいから。

大先生、返した俺が悪かった。
今日は安静にしよう。嫌なのは分かる。でもお願いや、俺のお願い聞いてくれへんか

悔しそうな顔でこちらを見てくるぺ神、なんでそんな顔するんよ…

休むんかぁ、まぁぺ神のお願いやし、聞いたらんと

いいよ…

ぺ神はホッとしとった。

僕もこれが最後や。皆に遺書書いて書類全部終わらしてありがとう言って終わるんや。

あとちょっとや、ぺ神迷惑かけてごめんなぁw

コンコンっ

そんな事考えてると、誰かがやってきた。

はーい、どーぞー。

ぺ神が応える

ガラッ

鬱は大丈夫なのかっ

(あっ、、グルちゃんやん。。)

(ってか、他にも声がする…)

足音が１人ではないのは、確かだった。

うん、大丈夫。皆も入って。
話するよ。

(あ、、僕話されるんかぁ…)

(でも、嫌われるだけやん…w)

頬に涙が伝う

もうどうしようもできへんかった。

っっ！大先生…。大丈夫なんか？

皆が僕を見て唖然とする。そんなに酷いんか？

全員、、おるね。

頭がボーッとするせいで、皆が霞んで見える

見ての通り、大先生はあんま良くない

全員

……

１番はストレス。

あとは、栄養失調、鬱、貧血…かな。

今日は、大先生をここで休ませる。良いね？グルッペン

あぁ…

皆にも言っとけば良かったね。大先生はもうずっとご飯を食べられてない。そのせいなのか、立てないの。
立てないのは本当はよく分かってないんやけど、

とりあえず、点滴を入れてる状態。
だから車椅子。皆も理解してあげてほしい。

それぐらい…かな。

何か大先生に言いたいことあれば言っていきな

ぺ神は優しい。本当に。僕なんかに。説明力がない僕が悪いんよな。また僕はいじられるんかなぁ…

僕はずっと涙を流していた。静かにゆっくり

…大先生。すまんかった。ほんまに。もっと早く俺が気づいてれば良かったんよね。早う元気になってくれ。

皆が僕に謝っていった、僕が悪いんに。ごめん、謝らせて。

っ、大先生。ごめん。やりすぎた、俺らがいかんわ。大先生とはずっと一緒におった、お前の心が弱いことも知っとった。ごめん、だから。
泣かんといてくれや。お願い。

最後に来たのはシッマやった。くるしそうな顔しとった。それも、僕が泣いてることにも気づいた。

シッマが両手で僕の顔を包み込み、涙を拭ってくれる

さすが、相棒やな。見越しただけあるわw

僕の目からは涙が眠るまでずっと止まらんかった

(謝らせてるのも、僕のせいや。
大丈夫、僕もういなくなるで。)

(だから、皆笑ってくれ)

僕は皆の事を思いながら寝た

次の日、、

んっ…、あーよう寝たわ

って声苦しくなくなっとるやん。

って、シャオちゃんやん。。

あ、起きたー？

おはようさん、大先生。

あ、、おはよう、ぺ神

声、どう？少し掠れてるけど

あ、昨日より全然マシやで

そう、良かったわ

大先生、大丈夫。自分のペースで
やりなね。

うん、ありがと

ぺ神の暖かい言葉、いつも助けられとったな、そういや。

ちなみに、何でここにシャオちゃんがおるん…？

横で寝ているシャオちゃんに目がいく

あー、、シャオロンねぇ、

俺がやったって言って傍にいるって

夜中に来たんよ

許してあげて。シャオロンも
大先生に元気になってほしいんよ。

そうなんや、、シャオちゃんが

いつも煽ってくるけど、優しい一面も持ってるからな

こういう所がシャオちゃんの好きな部分や

そういって頭をｸｼｬｯと撫でる

sho

…ん、大先生…？

撫でられたので気づいたのか、目を開ける

あー、、そう

すまんかったな、いきなりこんな事
なって…

sho

んーん、誤らんといてくれや、

sho

俺が悪かった。

sho

イジリ越えとった

sho

大先生、元気になってくれ…

sho

俺、また…、一緒にいろんな事していきたいねん

そう言ってニコッと笑いながら涙を流すシャオちゃんは悔しそうだった

シャ、シャオちゃん…？！

泣かんといてぇや。僕が悪かったんや。

抱え込まんといてくれ

シャオちゃんは優しい。ほんまにそんなところが僕は好きなんや。

泣くシャオちゃんを見てワサワサと頭を撫でてあげる。涙も吹きながら

シャオちゃん、ほんまにありがとう。でも、もうごめんね。僕は消えるんや…。楽しく皆と一緒にいてくれ

そんなことを心に思う

そういや、、書類とかって

sho

あ、皆で分けたよ。

sho

そんなんじゃ、無理やろ。

あ、、ほんま？できればやるで？

手伝うよ？

sho

え、で、でも…

…？僕は大丈夫や。

sho

そ、そうか。じゃあ、少し皆から貰ってくるな

あ、うん。ありがとう。

そう言ってシャオちゃんが出ていったさて…と

ぺ神、もう僕は出れる？

あ、うん。車椅子だけどね。
もう一応大丈夫だよ。

また何かあれば言ってね

そう言って椅子から立ち上がり、また準備をし始めるぺ神

数分後…

じゃあ、これで…一応大丈夫かな

おっけー

うん、じゃあまたおいでね

小さく手を振るぺ神に応える

おん。ありがとうな、助かりましたわ

僕は医療室を出た

頑張りすぎちゃう青色

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