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陽太

おはよー!

おはよう

登校中、彼と出会った

彼とは恋人で、ずっと一緒にいる

話しやすいし 彼は真面目で優しいから 気楽で毎日が楽しい

ねえねえ、陽太くん!

昨日のフレッシュ仮面見た?

陽太

すまん、勉強してたから見てないや

陽太

どんな話だったんだ?

ヒロインのミミンがモンスターに襲われて

そこへ主人公のイチトがやってくるんだ

変身するとなぜか人参になってツッコミが入るんだ

オチは敵キャラはヒロインの友達だったみたい

陽太

すげえ面白そうだな

陽太

俺テレビ見ないから、今度見てみるか

真面目だよね、陽太って

陽太

よく言われる😊

ドキッ🩷

そ、そうだ

今日、陽太の家に行ってもいい?

テスト近いじゃん

勉強教えてよ

二人は肩を一緒に組み 学校へ向かおうとした時だ

車が開き 背後から二人とも襲われてしまう

抵抗する前に睡眠薬を嗅がされて 二人とも眠りについた

これが破滅の道だということも知らずに

ううん……ここは?

目が覚めると 薄暗い部屋の中にいた

ベッドの上で寝ており その隣のベッドに陽太がいる

僕は恋人の陽太を譲って起こす

陽太、起きて!

陽太

ううん……

隣の部屋に行かない?

もしかしたら他の人がいるかも

陽太

そうだな

広間

初めまして中島蓮です

特撮が好きです

陽太

広瀬陽太だ

陽太

勉強するのが一番好きだ

涼真

やっほー!初めまして〜

涼真

ボクはぁ〜南涼真だよ!

涼真

よろしくねぇ♡

涼真

好きなことはテニスでーす

初めまして、安達楓です

僕はお茶が好きです

よろしくお願いします

大翔

……中山大翔、よろしく

大翔

好きなものとか……ない

朝陽

俺は川口朝陽

朝陽

好きなのは人の苦しむ顔

朝陽

俺、人の不幸が大好物なんだ

変なやつですね

そんなものが好きとあり得ないんですけど

だよね

もう少しまともなことを喋ったら?

朝陽

これでも俺はまともだ

涼真

えぇ!嘘でしょ!?

涼真

こんないかれている奴と一緒とかあり得ないんだけど

陽太

そういうことは言わない方がいいですよ

涼真

別にいいでしょ

涼真

本当のことだし

そんな会話をしていたら スピーカーから声がする

ゲームマスター

ようこそ

ゲームマスター

恋人デスゲームの会場へお越しの6人様

全員

恋人デスゲーム?

ゲームマスター

はい

ゲームマスター

二人のグループをこちらで作りました

ゲームマスター

蓮と陽太

ゲームマスター

涼真と大翔

ゲームマスター

朝陽と楓です

ゲームマスター

この二人の絆を確かめるゲームをしてもらいます

ゲームマスター

まず初めに椅子取りゲームをします

涼真

椅子取りゲームって簡単じゃん

陽太

だな

大翔

ワクワクしてきた!

ゲームマスター

ルールは簡単

ゲームマスター

二人で抱き合ったまま

ゲームマスター

一つの椅子に座っていただきます

ゲームマスター

例えどちらかか落ちたとしても

ゲームマスター

それはそのチームの点数になります

いつの間にか 奥に二つの椅子が並んでいた

どちらかに座れたらいいのだ

二人は抱きついたまま くるくると回転する

陽太の匂いがして 頬を真っ赤に染める

蓮は陽太のことが好きなのだ

そして音楽が止まると、六人は座る

しかし どちらかが座るかで揉めてしまう

涼真

おい!

涼真

俺が座るんだ!

涼真

その席よこせ!

陽太

は?

陽太

嫌に決まってるだろ?

陽太

蓮と二人で座っているのに

陽太

入らないでくれないか

諦めてください

もう席は空いていませんよ

ゲームマスター

ゲーム終了

ゲームマスター

敗退チームは涼真と大翔です

大翔

まあ……そういうことも……あるよね

涼真

ああ……

二人は肩を下げて、がっかりした

ゲームマスター

敗退チームには罰ゲームとして

ゲームマスター

涼真は大翔の目をくり抜いてください

涼真

はぁ?

涼真

んなことできるわけねぇだろ

涼真

彼が可哀想だろ

ゲームマスター

そうですか

ゲームマスター

それならば注射を打ったほうがいいですね

涼真の周りには 三人の大きな男たちが現れ

二人はガッチリ拘束し もう一人は注射器を刺して 透明な液体を流す

「イマジナリー・キラー」

この薬を投与されると その液体に混じった血液の人の指示に 従いたくなる効果がある

そして殺戮したい気持ちにも駆られる

使いすぎると、死んでしまうが

涼真

ガァァァァァ!!

叫び声をあげた後 落ちているディッシャーを握りしめ 目玉をくり抜いた

彼はゲームマスターの指示に従う

大翔

僕の目玉がァァァァ!!

涼真

とても綺麗な目玉だな

涼真

美味しそうだ

大翔

うぅ……どうしたの?

大翔

涼真、なんだか……変

彼はその目玉を口に入れて ぼりぼりと噛んでいた

それを見ていた他の人たちは 吐いたり言葉を失ったりしていた

涼真

ボクはぁ〜ね

涼真

大翔の全てが欲しいんだ

大翔のことを抱きしめ うっとりした目をする

怖いはずなのに なぜか頬を赤らめている自分がいた

我ながら狂っているが 彼のこと好きだから大丈夫

全部あげたい

大翔

涼真に僕の全て……あげるね

涼真

やった!!

無邪気な顔をして笑う

ゲームマスター

では今日も遅いですし

ゲームマスター

お休みしてください

ゲームマスター

ただし眠る前に毎日

ゲームマスター

涼真と陽太と朝陽は薬を飲んでください

ゲームマスター

監視しているのでわかります

ゲームマスター

もし守れなかった場合は……

大男がやって来て 斧で椅子を真っ二つにする

ゲームマスター

こうなりますので、ご了承下さい

陽太

ひぃ!

朝陽

クク……面白い

涼真

普通に飲むに決まってるでしょ

三人は寝室に入り 「イマジナリー・キラーズ」を 二粒飲んだ

彼らが眠っている時 夢の中では たくさんの人を殺す夢を見ていた

これを飲んだ後 彼らは殺戮に躊躇しなくなる

次の日

ゲームマスター

さて、自由時間はこれにて終了です

ゲームマスター

またデスゲームが始まりますので

ゲームマスター

広間にお集まりください

ゲームマスター

たくさん殺し合いましょう

ひ、広間に集まれだって

陽太

そうだな

陽太

たくさん殺せるぜ

どうしたの!?

何があったの?

陽太

ゲームマスター様のためなら

陽太

殺人は厭わねえ

目を覚まして!

陽太

そんなことより早く広間へ行こうぜ

着替えてさせられて 陽太に手を引かれ広間へ向かう

(別人みたいで怖い……)

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