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やはり、ya君にもナニかあったんですね…!
屋上の手すりに寄りかかりながら 俺は遠くの景色を眺めていた
etさんが初めて自分の過去を 話してくれた昨日が忘れられない
喧嘩が絶えない家族....
yan
etさんの言葉は短かったけど 一つ一つが重く感じる
あの時もっと何か 言うべきだったんじゃないか
そんな後悔が胸に残る
ガチャ____
屋上の扉が開きいつものように etさんが現れた
yan
et
etさんの声は相変わらず小さいけど 少し柔らかくなった気がする
yan
et
俺たちはいつものように並んで立つ
でも今日は、いつもと違う空気を感じた
昨日、自分の過去を話してしまったことは自分でも驚きだった
でも、不思議と後悔はしていない
et
彼が隣にいるだけで 少しだけ安心する自分がいる
et
yan
yanくんが驚いた顔でこちらを見た
et
話すべきじゃなかったかもしれない
yanくんがどう答えるか待つ間 心臓が少しだけ早くなる
yan
et
その答えに私は思わずyanくんを見る
yan
yanくんの真剣な目に、胸がざわついた
et
yan
その言葉がなぜか胸に響いた
yan
その一言に私は目を丸くする
et
yan
yanくんの言葉は軽い調子だったけど その笑顔にはどこか影が見える
et
この子も何かあるんだ
yan
yanくんが笑って手を伸ばし 軽く空を指差す
yan
その言葉に私は少しだけ目を細めた
et
昼休みが終わり私たちは屋上を後にする
でも階段を降りながら私は小さく呟いた
et
yan
yanくんが振り返り、笑って言う
et
それ以上は言わない
だけどyanくんの笑顔が安心感をくれる
etさんが「ありがと」と言ってくるたび
俺は少しずつ救われている気がする
俺も少しずつ、自分のことを 話すべきなのかもしれない
いつか俺の過去も全部話せるかな....
その思いを胸に、俺は教室に戻った