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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

人は皆、ただ死ぬ為に生きている。

その死に抗うことなど、出来ないのだ。

残酷な世界。

だからこそ良い。

時は室町。

とある神社に死に抗う巫女がいた。

そして、神に祈り、人類初の死からの抵抗に成功した。

だが、人類は抗ってなどいなかった。

寧ろ、死を求めていた。

巫女は酷く後悔した。

沢山の者が、戦をし、死に向かって行く。

そして、かけがえのない者を無くし、巫女の中身は空となった。

しかし、偶然にも神社の付近で、同じく死に抗った者がいた。

彼も、巫女と同じだった。

そして、巫女たちの唯一の居場所である神社が戦によって破壊された。

巫女は酷く激怒した。

力がみなぎり、どんどん町を破壊していった。

しかし、いきなり青髪の少女がやって来て、自分達の怒りを止めた。

町も神社も謎の力で直したのだ。

巫女たちは救われた。

そして巫女たちはその少女の名をこう呼んだ。

「小鳥遊」

由来は全てを司る神の名からとったそうだ。

彼女こそが、その神だったのを皆は知らなかった。

月實流

ていうのがざっくりまとめた旧琉伝
だね。

高坂綴

うへぇぇぇんな内容今日までに覚えらんないよ!!!

高坂綴

何とかして!!

月實流

無茶言うなよぉ

月實流

だいたいつっくんが勉強してこないからこうなったんでしょ!

高坂綴

だって今日がそのテストとか聞いてなかったんだよー!!

月實流

君が寝てたからでしょーが!!!

高坂綴

グヘォァ!!

月實流

何その声!?どっから出てきたの!?!?

高坂綴

喉という喉から出てきたんだよ。

月實流

それ実質喉じゃん。

高坂綴

あー!りゅー君のツッコミ最高ー!

月實流

てかその事はいいからさっさと教室行ってテスト勉強するよ!!

高坂綴

うへぇ

時は進み放課後

高坂綴

あー

高坂綴

なんか満点とれちゃった。

高坂綴

りゅー君の教え方は上手だよなー

青髪の美女

そこの君ぃぃぃ!!!

高坂綴

ふぁぁぁぁぁぃぃぃぃ!?!?

青髪の美女

なんか、あの、まーるいターコイズブルーのループタイ落ちてなかったかね!!!

高坂綴

ふぉぇが!?み、見てないです。

青髪の美女

そんなぁぁぁぁぁ大切なループタイなのに!!!

青髪の美女

うごぇぁぃ!!!

高坂綴

(美女なのに残念だ…)

高坂綴

よ、よよよ良かったら一緒に探しましょうか。

青髪の美女

マジで!!?いいの?ありがとうじゃ探そー!!

高坂綴

突拍子すぎる…

高坂綴

そういえば、どこでループタイを失くしたんですか?

青髪の美女

君の通ってきた道だべ

高坂綴

おおおおお

高坂綴

あ、これですか。

青髪の美女

いや見つけるの早くない?

高坂綴

でも、これですよね?

青髪の美女

うん

青髪の美女

…ありがとう。

高坂綴

ファッッッッ

そして青髪の少女がループタイを付ける。

高坂綴

(付けるって言うより乗せてるよね…)

高坂綴

(デカいな…)

青髪の美女

何考えてんの?

高坂綴

あっい、いえすみません

青髪の美女

いや何故謝った

青髪の美女

あ、そうそうお礼をしたいのだけど

高坂綴

フンゴァガ!?お礼なんていいですって!!

青髪の美女

いいから、受け取りな。

そして、何かの証明書みたいなのを貰った。

そこに書かれていたのは

高坂綴

ぶほげ!?こ、こここここれあの偏差値85以上の推薦式大命高校の入校許可証ですか!?

高坂綴

なんでいきなり!?どっかの漫画ですか!!!

青髪の美女

君の怒涛のツッコミいいね✨

青髪の美女

いやーね、校長からどっかから優秀な生徒取ってきてって言われてねぇ

青髪の美女

ちょっと試させてもらいやした。

高坂綴

そ、それでループタイを!?

青髪の美女

うん。

高坂綴

うん!!!!!

青髪の美女

君のその優しい心に惹かれたよ。

青髪の美女

良かったら入学してよ。

高坂綴

で、でも頭良すぎて無理ですよ。

青髪の美女

あ、だいじょーぶ。全国の中学校の生徒の成績暗記してきたから。

高坂綴

!?!?

高坂綴

どっからその情報を!?てか、暗記ですって!?

青髪の美女

まあ、それはどうでもいいよ。

高坂綴

よぉぉくないですよ!!

青髪の美女

まあまあまあ

高坂綴

まあまあまあ!?

青髪の美女

君は謙遜しすぎだよ。

青髪の美女

我が高校が求めているのは頭の良さじゃなくて、人を思う優しさだ。

青髪の美女

君は優しい

高坂綴

え…

青髪の美女

じゃね!

高坂綴

ふぁ!?

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