ちょっとグロ注意
夕日が差し込む教室に 1人の女子生徒が座っていた
???
………
じっ…とこちらを見ている
???
やっほぉ〜
???
また会っちゃったね〜
???
何でかなぁ〜…?
???
…理由なんてどうでもいいけど〜
???
それより!今回こそはちゃんと自己紹介してあげる〜!
そう言い、 彼女は扉の鍵をガチャりと閉めた
時雨
ではでは〜っ
時雨
改めてー…
時雨
こんにちは〜
時雨
時雨。だよ〜
時雨
しぐれって書いて、ときうって読むの〜!
時雨
可愛くな〜い?時の、雨!だよ〜?
時雨
……
時雨
あはは、反応なしかぁ〜…悲しいなあー…
時雨
でね!僕、この学校のとある部活に入ってるんだ〜♪
時雨
どんな部活だと思うー?
時雨
えへへ、待ち切れないからやっぱ答え合わせしちゃお〜っと〜!
時雨
僕はね、
時雨
「青色部」って言う部活に入ってるの〜!
時雨
変な名前だよね〜?
時雨
僕もそう思った〜♪
時雨
僕の他にも3人部員が居てね〜?
時雨
みーんな!いい人達なんだぁ〜!
時雨
………
しばらく沈黙が続く
そして数秒後、彼女は口を開いた
時雨
さ、前置きは終わりにしようか〜
時雨
今日、君には僕の色んなことをお話したね〜?
時雨
名前が時雨だとか〜、「青色部」っていう部活に入ってることとか〜!
時雨
好きな食べ物が桃だってこととか〜…
時雨
あれ?これは言ってないっけ〜?ごめーん♪
時雨
じゃあさ、逆に僕から質問するね〜?
時雨
ねぇねぇ…
時雨
これから死ぬって、どんな気持ち?
彼女はポケットからはさみを取り出す
何回も使ったのだろうか 少し錆びている
ザクッ
時雨
…血の海だなぁ〜
時雨
ん、んふふっ
時雨
えへへっ!
時雨
返り血だぁ…
時雨
生きててよかった…愛してるよぉ〜…
時雨
僕はね、ずーっと君しか見てないよ
時雨
……ねぇ、君の事だよ
時雨
君の…僕にくれる?
時雨
あははっ♪