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帰り
未来
今日はあれ以来絡まれなかった、ちょっと嬉しいかも
そんな幸せに浸ってても邪魔者はしっかり来る
萩原
私の肩をガシッと掴む彼
未来
そんなめんどくさそうな返事を切り返す私
萩原
そう語りかけられ渋々はいという返事をしようとした
あることを思いついた
未来
別方向だから無理です進行
萩原
ふっ、勝った!
鎌をかけて正解だった!!
未来
萩原
未来
萩原
未来
あそこは家少なかったよね....?
未来
萩原
嫌な予感がしつつ
とりあえず家まで行ってみることに
未来
T字路まできた
あとは別方向と願うのみ
萩原
未来
本音と建前が逆になる私
萩原
未来
萩原
未来
玄関先まで来ると彼は一つ右の家へ行った
萩原
未来
はっとしたあと、悪い笑顔を貼り付けながらこちらへ来ようとする萩原君
萩原
彼は一歩一歩と歩み寄り私は後ろへ歩く
ジリジリと詰められるこの間がキツい
早く要件を言えと言わんばかりの顔で見つめる私
早く止まれと言わんばかりの顔をする萩原君
未来
そう私が切り出す
そうこうしている間にも間は縮まり
トンッ
私の体は壁へと吸い付けられるように付いた
終わったと思う心を押さえつつ右へ寄ろうとする
ドンっ
未来
情けない声が出た
萩原
そういわゆる壁ドンをしながら言う彼
未来
赤面を抑えられない
唇を触れさせられる距離まで来た時
松田
松田
松田君が声をかけてきた
ビクつく萩原君
萩原
サッと壁から手を離しそう言う萩原君
未来
赤面を抑えられない私
未来
変な声が出てしまった
さっきのことを思い出してしまったのだ
家に誰もいないので良かったが萩原君と松田君に聞かれてしまった
未来
呆れた顔をする萩原君と松田君
萩原
未来
萩原
そう耳元で言われるとどうにもできない
未来
一応警告を出す私
ドンドンと音を立てこちらに来る
松田
私を抱き抱え言う松田君
未来
彼の腹筋が私の体へ触れる
卑しい妄想をしてしまうのはしょうがないのだ
私の心は汚れきってたみたい