テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
今日は月が綺麗な夜だ。 こんな日に死にたいと思った。 だから、この世から去ろうという結論に至った。 贅沢なんだろうか? 最低限のものだけ持って久しぶりに外に出る。 外は月の光に照らされて眩しかった。 街を歩いて信号を探す。 探してみるとないもんだな。 もう、疲れてきた。 自分も衰えたな。 やっと、信号を見つけた。 これでやっと逝ける。 ごめんね、すぐに行かなくて。 でも、今行くから。
五十嵐 海
宵宮 皓太
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!