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浮気パロー桃青ー

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浮気パロー桃青ー

2 - 浮気パロー桃青ー

♥

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2022年08月14日

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あの浮気現場を目の当たりに してから2週間程たった もちろん桃赤は各自の家に 居ない

なのに珍しく黄くんから 通話が掛かってきた

もしもしぃー?どしたの?

黄くん?

.........ッッグスッ

微かに黄くんの 泣き声が聞こえた

その一瞬で分かった 浮気に気づいたんだ

今家だよね?

すぐ行くよ、動かないでね

そりゃあ辛いよね 忙しい仕事から帰ってきたら 彼女は家に居ない 癒される時間は1秒も無い

......ッポロポロ

そんな事を考えていると 僕まで泣けてきた

長い階段を上った先には 玄関の前で号泣している 黄くんが居た

黄くん!?

熱中症になっちゃうよ、入ろ?

.....ッポロポロ

黄くん?

じゃましちゃ.....ッだめですよグスッ(笑

なんとなく 桃赤が家の中に居るんだろうと 察した

僕んち行こっか!

......コクッ

何か食べてくでしょー?

いや、悪いですよ、流石に

遠慮しないの!

何がいい?

ハンバーグが良いです、

子供だなぁ(笑

キーン

突然金属音のような耳鳴りがした

何食べたーい?

ハンバーグ!青がつくったやつ!

子供だなぁー(笑

好きだから良いんですぅ!

......ッッ

そーだよね!待っててー

はい!

機嫌が直ったみたいで ホッとした だけど浮気の件について 黄くんが話すのを聞きたくない そう感じた

また来てよ!

はい!ご馳走になりました!

じゃーね!

はい!また!

料理を誰かに食べてもらうのは 久しぶりで美味しい そう言われるのが照れくさかった

黄くんは赤くんに別れを告げないのか すごく気になった 僕は別れたくない 怖いその気持ちが変わらない 桃くんと遠い存在になって 生きていくなんて出来ない

今日は帰るよ

うん、待ってる

既読が一向につかないLINE画面を 開いたまま僕は君のために ご飯をつくる 何がいいかな、ハンバーグ飽きたかな 外食ばっかだろうし サラダとかも付けようかな

桃くんって何が好きなんだっけ、

結局ハンバーグにした 不器用なりに盛り付けもした 今日桃くんが離れていってもいいように 僕が出来る事を尽くそうと思った

ただいま、

あ、おかえり....ッ!

ご飯できてるよッ!

ご飯なんか頼んでねぇんだけど

え、?

要らないって意味、分かんない?

ごめん、要らないなんて知らなくて、

明日も早いから寝る

あ、うん、!

また食べてもらえはしなかった そうだとは思っていたけど 一口でも食べて欲しかった 桃くんの視線が冷たくて 対応も塩で不安になっていく ばっかりだった

そしてまた捨てる 滅多にゴミなんて出ないから ゴミ箱には僕が作った物ばかりだった

一緒に寝ていいのか少し迷った でもこれくらいご褒美あったっていいよ そう思って 布団の中に入った

狭かったらごめんね、ッ

おん.....

冷たい あの時の暖かさが欲しい そう思ってしまう 桃くんが家に居るだけで 幸せなのに 贅沢できてるのに

んーッッあさぁ?

今日もやっぱり居ない 少し期待する僕もいた 朝ご飯だって食べて欲しかった

わがまま言わせてよ

寂しさの涙をあくびのように 誤魔化して1階に行くと 君がいた 夢だと思った

え、、ッまだ行ってなかったんだ、

おん.....ッあのさ

別れを告げられる 時を止めたいそう思った

_______________。

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