指輪を渡したあの日
なぜ俺は彼女を最後まで送らなったのだろ
とわ
とわ
事件から3日
現実を受け止められず返ってくるはずのないのに彼女にLINEをしていた
とわ
とわ
とわ
ゆり
ゆり
とわ
ゆり
とわ
とわ
とわ
とわ
ゆり
ガチャりとドアの空いた音と同時にいつものヒールの足音がした
ゆり
ゆり
ゆりなわけない。だってゆりは
ゆり
とわ
ゆり
ヒタヒタとゆりの足音が聞こえる
恐怖とともにどこか懐かしい足音
とわ
ゆり
とわ
とわ
とわ
ギギィっと鈍い音を立てながらドアが開く
とわ
ゆり
ゆり
ゆり
ゆり
ゆり
とわ
恐怖で瞑っていた目を開けるとそこにはもう彼女の姿はなかった
握りしめてた手には指輪が
とわ
もう、そばにはいない彼女
指輪だけでも一緒にと彼女の写真立ての近くに置くことにした
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