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家に帰って、3人でお風呂に入って、ごはん食べて—— 気づいたら、時間は22時
〇〇(You)
って言った瞬間、 ふたりが同時に言った
翔
海斗
布団はふたつ。でも、どう考えても誰かが隣になる。 結局、私が真ん中、ってことに落ち着いた。
部屋の電気を消して、布団に潜りこむ。 右に海斗。左に翔。
えいたの手が、そっと私の指を探す。 からん、と小指が絡まった
海斗
〇〇(You)
海斗
翔
翔即座に反応して、起き上がる
翔
海斗
翔が私を見た。 その目だけは、本気で怒ってた
翔
気まずい沈黙の中。 私の胸に顔をうずめてきたのは、翔だった。
翔
〇〇(You)
翔
えいたが笑いながら背中から抱きついてきた。
海斗
ふたりに包まれてる。 本気の温度で、ぐいぐい迫ってくるこの夜
私の心は—— いま、どっちかなんて選べない。
だって私は、 ふたりの“好き”でできてるから。