その少年の家の両親は人を見下すような嫌なところがあった
たとえ自分の子供でも
その日は少年にとって大事な受験の日だった
大型バス
ギイィィィ
ドン!!
ドン!!
女性
キャー!!
ところが事故が起きて巻き込まれた数人が大怪我を負った
男性
君!救助が必要なんだ!手伝ってくれないか
少年にとっては試験に合格しなければ親に人間として扱ってもらえない
少年
...
少年
はい
周りの人々に「手伝って」といわれ 怪我人を助けて結局遅刻してしまった
両親の責め立て方はあまりにも酷く虐待も行われた
ある場所で一人のホームレスがビニール袋を発見して中を見て驚いた
傷だらけ、痣だらけのズタズタの姿で少年が入れられていたのだ
ホームレス
た、大変だ...!
ホームレス
...
かろうじて病院で少年は息を吹き返した
少年は試験に行くときに起きた出来事と 両親が自分にしたことを駆けつけた警察に打ち明けた
すぐに警察が少年の家に向かった
警察
警察です、息子さんのことで
お話しがあるのですが
お話しがあるのですが
警察
警察です、開けてください
警察が家に入ると、少年の両親は反省はせず二人そろって警察を見下していた







