私が居なくても、いつでも笑ってて

私は小さい頃

幸せに恵まれてきた

でも、ある日、

悲劇が起こった

私が寝ているときだった

ーーーー！！！

！？〜ーーーー〜〜〜！！

ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!!!!!!!

〜〜〜ーーー！！！💢

ーー！！！！！

ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!!

ﾊﾟﾘｰﾝ!!

〜ーーーー！？

ー〜ー〜！！？💢

怒鳴り声はまだ続いている

私は異変にも気づかず、そのままリビングに行った

ｶﾞﾀｯ

ﾊﾞｰｰｰﾝ

母は私のことをたすけてくれた

母は大きい棚の下敷きになっていた

お母さんの背中には

大量の血が流れていた

その時父は

ガソリンを家の中に撒き散らし

家に火をつけた

ﾎﾞｯ

私はお母さんの

"愛してる"を

聴き逃してしまった

扉の向こう側から

蘭華ちゃんのお母さんは、死亡が確認されました

と、聞こえた

……

"あいつ"に復習をしてやると

私はいつか

心に誓った

そう

"あいつ"と言うのは

父のことだ

今頃捕まって居るだろうけど

次戻ってきたら"復習"をする

私は海に来て

ずっと考え事をしていた

もうすっかり夜だ

早く帰らないといけないのに

何故か体が動かない

まだここに居たいと思う

視点の上がキラキラしている

私は思わず上を見ると

とても綺麗な空が浮かんでいた

こんな綺麗な空は初めてだ

私の目はキラキラと輝いている

その空は一瞬で私を元気ずけてくれた

まるであの空は

母の温かみを感じた

私はその時

母は私のことをちゃんと見守っててくれているんだな

と、思った