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蘭華
主
主
蘭華
主
私は小さい頃
幸せに恵まれてきた
蘭華の母
蘭華 小さい頃
蘭華 小さい頃
蘭華の父
でも、ある日、
悲劇が起こった
私が寝ているときだった
ーーーー！！！
！？〜ーーーー〜〜〜！！
ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!!!!!!!
蘭華 小さい頃
蘭華 小さい頃
〜〜〜ーーー！！！💢
ーー！！！！！
ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!!
ﾊﾟﾘｰﾝ!!
蘭華 小さい頃
〜ーーーー！？
ー〜ー〜！！？💢
怒鳴り声はまだ続いている
私は異変にも気づかず、そのままリビングに行った
蘭華 小さい頃
ｶﾞﾀｯ
蘭華の母
ﾊﾞｰｰｰﾝ
母は私のことをたすけてくれた
蘭華の母
母は大きい棚の下敷きになっていた
蘭華 小さい頃
蘭華 小さい頃
蘭華の母
蘭華 小さい頃
お母さんの背中には
大量の血が流れていた
蘭華 小さい頃
その時父は
ガソリンを家の中に撒き散らし
家に火をつけた
ﾎﾞｯ
蘭華 小さい頃
蘭華 小さい頃
蘭華 小さい頃
蘭華の母
蘭華の父
蘭華 小さい頃
蘭華 小さい頃
蘭華の母
蘭華の母
蘭華 小さい頃
私はお母さんの
"愛してる"を
聴き逃してしまった
蘭華 小さい頃
蘭華の母の友達
蘭華 小さい頃
医者
医者
蘭華の母の友達
蘭華の母の友達
扉の向こう側から
蘭華ちゃんのお母さんは、死亡が確認されました
と、聞こえた
……
蘭華 小さい頃
"あいつ"に復習をしてやると
私はいつか
心に誓った
そう
"あいつ"と言うのは
父のことだ
今頃捕まって居るだろうけど
次戻ってきたら"復習"をする
蘭華 小さい頃
蘭華 小さい頃
私は海に来て
ずっと考え事をしていた
蘭華 小さい頃
もうすっかり夜だ
早く帰らないといけないのに
何故か体が動かない
まだここに居たいと思う
視点の上がキラキラしている
私は思わず上を見ると
とても綺麗な空が浮かんでいた
こんな綺麗な空は初めてだ
私の目はキラキラと輝いている
蘭華 小さい頃
蘭華 小さい頃
その空は一瞬で私を元気ずけてくれた
蘭華 小さい頃
蘭華 小さい頃
まるであの空は
母の温かみを感じた
蘭華 小さい頃
私はその時
母は私のことをちゃんと見守っててくれているんだな
と、思った
主
主
蘭華
主
蘭華
主
主
主
蘭華
主
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