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実は俺、妹がいるんです。

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実は俺、妹がいるんです。

第12話 - 第10話

214

2024年12月14日

#すとぷり

#めておら

#AMPTAKxCOLORS

#knightA-騎士A-

hina

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hina

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ななもりside さとみくんと○○ちゃんが話してるのを聞いた俺ら。俺は2人の関係性を知ってたけど、ほぼ全員知らなかったから固まってた。特にちぐちゃん。でもその関係を知らなかったちぐちゃんにさとみくんが怒鳴った。さとみくんが声を荒らげるってことは相当昔何かがあったんだろう、、気まずくなってしまった○○ちゃんは事務所を飛び出し、それをさとみくんが追いかけに行った。

莉犬

、、どういう状況、なの、？

ななもり

、、さとみくんと○○ちゃんは
知り合いだったんだって、

心音

でもなんであんな声を荒らげて、

ななもり

昔なんかあったっぽい、

あっと

ちぐ、大丈夫、？

ちぐさ

うん、大丈夫、

Lapis

苦しんでたって
言ってましたよね、

そうま

相当なんかあったんだろうな、、

ちぐさ

不幸になるのは、
私だけでいいって、、
ずっとそんなこと
思ってたの、？ｸﾞｽｯ、

けちゃ

ちぐ、、

その時、さとみくんから連絡が。 “過去のこと話すっていうから時間欲しい”と。 “明日なら時間取れるよ”と返信。 “明日で”と返ってきた。

翌日

ななもり

昔なにがあったか教えてくれる？

○○

はい。
、、、私は、両親に虐げられて
育ってきました、、

○○

3歳ぐらいまでは
可愛がってもらった
記憶があります。

○○

でも、途端に私の方を
見なくなりました。

○○

呼びかけても返事をしてくれない
話しかけても答えてくれない
そんなことは
日常茶飯事でした。

○○

でも兄は違ったんです。
習い事は沢山してる、
色んなものを買ってもらってる、
愛されてるって
伝わってきました。

○○

だから、私は、
そんな兄のことを、、
ずっと、ずっと、、
憎んでました、、

ちぐさ

、、、！

○○

兄がいるから、
こんなことになってるんだって、
ずっと思ってました。

○○

少しして、私は児童養護施設に
入りました。
ここなら大丈夫だと思った。

○○

でも上手く馴染めませんでした。
そんな中ボランティアとして
入ってきたお兄さんが
さとみくんだったんです。

○○

そこから私はさとみくんに
愛を沢山貰いました。
まぁ、突然
いなくなっちゃったんですけど、

さとみ

ごめんって(笑)

○○

2年前ぐらいに、
兄が迎えに来てくれました。

○○

その時にはもう
兄は何も悪くないことは
分かっていたので、
兄と一緒に住むことになって、
今に至ります。

ななもり

そんなことがあったんだね。
話してくれてありがとう。

○○

いえ、、

ちぐさ

○○、ごめんっ、
俺っ、全然っ、、
知らなかったっ、、

○○

お兄ちゃんが幸せなら
私ばそれでいいから、

ちぐさ

これからはさ、
俺と一緒に幸せになろ、？

○○

、、うん、

ちぐさ

ごめんね、
気がついてあげられなくて、、

○○

大丈夫、。

Lapis

うぅ、、、ｸﾞｽｯ

明雷らいと

なんでお前が泣いとるん！笑

全員

ふはは(笑)

Lapis

だってぇ、、ｸﾞｽｯ

さとみ

はー、安心したら
お腹すいたなぁ、

ななもり

全員揃ってるし、
みんなでご飯食べよっか！

ジェル

えー、なににしよ〜

ななもり

みんな好きなの食べな？

さとみ

なーくんの奢り！？

ななもり

もちろん！

全員

やったー！！

心音

ありがとうございます！！

ななもり

だから本当に好きなの食べな？

みんなでワイワイガヤガヤ。楽しいお昼ご飯でした！ ○○ちゃん、これからちぐちゃんといっぱい幸せになってね！