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りょう
りょう
りょう
りょう
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
そんなこと、聞いても答えてくれねぇよなw
俺だって、もうわかってるんだ。
でも、でも諦めきれないんだよ。
…ダメだな。俺。
さとみ
何回も言うように、俺らの日常は凄く充実していた。
でも、心のどこかに不安はあったんだ。
いつ、この日常が崩れるんだろうって。
でも、今が精一杯のキミにそんなこと言えないだろ?
だから、少しでも元気な俺を見せていた。
なあ、ころん。
もし、もしさ、あの夜に俺が告白してたらOKくれた?
なんて、俺の唯一の心残りだよ。
まだ、まだ暖かいんだ。
ころんの体温が、この空気が。
まだ、まだころんは生きてるんだ。
生きてさえいれば。俺はそれでいいよ。
もう、これ以上、俺から何にも奪わないでくれ。
あんたなんか死んじゃえ。
さとみ
生きてる価値ない。
さとみ
お前ができることと言えば、温暖化進めるくらいだろ?
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
俺らの周りに纏わりつく黒い霧の少し先。
沢山の色が輝いているところがあった。
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
しかし、その約束は
思いもよらない結果として、叶うことになる。
りょう