彩香
…ふわぁ…っ
彩香
…
やっぱりまだ慣れない
この天井は、この枕の感触は
彩香
…っ
わたしは、今鬼殺隊というものに所属している
鬼を狩る組織だ
そして、彩香さんは丁という階級にいる
それで、時透さんは柱。最高階級だ
鬼狩りは呼吸というものを使って戦う…
時透さんと彩香さんが使う呼吸は霞の呼吸…
彩香
…やっぱり分からない…
彩香
この仕組み…
彩香
(やっぱり日記は七月二十一日で止まってる…)
彩香
(なのにわたしの名前が書かれている…)
彩香
うーん…
彩香さんとわたしの関係なんてこれっぽちっもない
考えてたら頭痛がしてくる
彩香
はぁ…
とりあえずわたしは隊服を着た
彩香
えぇっと…これをこうして…
彩香
…これでいいのかな…
それにしてもシンプルな服だ
デザインはなく、見た目に反して大分丈夫な生地でできている事が分かる
彩香
…よし
…を殺しておいて楽しむつもり?
彩香
…?!
彩香
ま、またっ…!
何処からか聞こえてくる声
聞こえるというか、脳内に語りかけてくる感じ
それに、殺す?わたしが?
誰を…
彩香
…あ、と、とりあえず
彩香
(下りないと…だよね)
彩香
…あ、えぇっと…
彩香
お、おはようございます…
無一郎
おはよう…
彩香
…?どこかに行くんですか?
無一郎
柱合会議だよ、言ってなかったかな
無一郎
えっと…君の名前は…
彩香
あっ…
彩香
(そういえば…記憶消失って言ってたな…)
彩香
白石…彩香です
無一郎
あっ、そっか
無一郎
じゃあ、彩香。行ってくるね
彩香
は、はい…
彩香
…なにしよう…
彩香
(部屋に戻ってきてしまった…)
彩香
とりあえず…彩香さんについて…分かるもの…
彩香
…でも…
彩香
(でも…いいかな…)
彩香
(このままで…)
彩香
(もう…病気で苦しまずすむんだから…)
わたしは、もう生まれ変わったんだ
もしかしたら神様の慈悲なのかもしれない
彩香さんには悪いけど…
ずっとこのままがいい
彩香
…
彩香
稽古…やってみようかな…