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七不思議二番目 双子の姉妹

19XX年、今より双子が生まれることがとても確率が少なかった頃。

珍しく生まれてきた双子に近所の人や学校の人はその双子を気持ち悪いと感じ、普段からハブっていたり、いじめたりしていた。

当時、その村では誰か一人を生贄にし、捧げると数年は作物が豊作になり、村を襲うものがいなくなるという風習があった。

村の人達は双子2人捧げることによって効果が2倍になるし、いなくなってちょうどいいと思い、2人同時に贄にすることにしたのだ。

午後4時、2号館三階の階段が15段から16段に変わっているそう。

その16段目を踏むとその村に行くことが出来ぎ、贄を捧げるその当日に行けるそう。

その村では贄を捧げる当日の日に行けるそう。

その時に誰か一人を捧げるとなんでも願いが叶えられるんだそう。

花穂

ん〜、疲れたぁ…

花穂

今日は花子さんのところに行こうかな

花穂

ふんふふ〜ん

花穂

花子さん、来ました!

シーン…

花穂

あ、あれ?花子さん〜?

花穂

花穂

どうしたんだろう…

花穂

でもなんか花子さんの気配がする気がする…

花穂

花子さん〜?いるなら出てきてよぉー

花穂

ん〜、もう!片っ端なしから扉開けるから〜!!

ガチャ ガチャ

花穂

最後の1個。ここにいなかったら今日は諦めるしかないかぁ…

ガチャ

???

……

花穂

うわぁ!!!

花穂

び、びっくりしたぁ…

花穂

花子さん居るなら出てきてよ〜!私何回も呼んだのに…

???

花穂

(あ、あれ?いつもの花子さんと、、違う??)

花穂

は、花子さん…?

???

………て

花穂

え?

???

…にげて

花穂

え、ど、どういうこと?!!怖いよ花子さん……。どうしていきなり逃げてなんて!!おかしいよ!!!!

???

、らだ……

???

意識……てるの、、だけ

???

ねがい……やく……!

花穂

…もう知らないんだから!!

バタバタバタ

花穂

グスッ…

花穂

はなぁこさんのばかぁぁ…ズビズビ

花穂

ぅぅ…

花穂

花穂

早く元に戻ってくれないかな…

ブーブー

花穂

うわぁ!!

花穂

な、なんだ明灯かぁ…

花穂

どうしたの?明灯

明灯

花穂ってさ、お化けとか好きなんだよね!!?

花穂

え、あ。うん

明灯

最近ね、七不思議が学校で流行ってるじゃん?

明灯

それで今特に2番目っていうのが流行ってるの!

明灯

知ってる?

花穂

ううん、知らない…

明灯

良かった!そのことを話そうと思って電話かけたからね!

明灯

じゃあ行くよ

花穂

へ〜、なんでも願いを叶えてくれるかぁ…

花穂

ありがとう!教えてくれて

明灯

いやいや〜それほどでも

花穂

…誰か一人贄を捧げたら願いを叶えてくれる

花穂

私が願ったら花子さん元に戻ってくれるかな…?

それから私は何をしていたのか分からない。ただいつも間にか知らない村にいた。

花穂

〜〜~♪

これより儀式を始めるわ

ーーーー

ーーー

花穂

(これで花子さんが元に戻るなら)

ではそこの井戸に飛び込んでください

花穂

はい。

花穂

花穂

さようなら。花子さんグスッ

ドサッ

花穂

く、暗い…、怖いよ……

……!!

花穂

…?

…ほ!!!

かほ!!!!!!

花穂

!!

ギュッ!

花穂

うわっ!

花子さん

何してんのよ!かほ!!!

花穂

は、花子さん!?

花穂

どうしてここに…

花子さん

どうしてここにじゃないわよ!!

花子さん

貴方何しようとしてたかわかってるの!!?

花穂

そんなの、、

花穂

そんなの分かってるわよ!!!

花穂

花子さんこそいきなり何よ!!!

花穂

やっと見つけたと思ったら逃げて?ふざけないでよ!!!

花子さん

わ、私にだって事情があったのよ!!

花子さん

まぁとにかく今は逃げるわよ!!

おいお前!!生贄様をどこに連れていくつもりだ!!!

え、てか飛んでないかしら!?

花子さん

あ、やばい体力持たないかも笑

花子さん

ごめん、落ちるわね!

花穂

え?

花穂

いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!

花穂

いてて…

待ちなさい!!

バッ!(手を握る)

花子さん

走るわよ!

花穂

う、うん!

タッタッタッ

待て〜!!

そこで終わりにしなさい!

え?

双子の姉妹

君たちこの時代でもまだやってるの?

あ、貴方様方は…

ことめ様とことみ様!?

花子さん

え、2番って有名なの?

花穂

この2人がそうなの?

花子さん

えぇ、七不思議二番目 双子の姉妹。

花子さん

でもどうして?

双子の姉妹

どうしても何もないでしょ

双子の姉妹

貴方たち何してるのよ!

双子の姉妹

もうこの伝統は終わりにしたんじゃないの?!

えっと、、その…

なぜあなた様が?

ことみ

もう耐えられなかったのよ!何人も何人も飛び込んでいってさ!

ことみ

てかまずそもそもの話、この行事をやる理由分かってるの?!

ことみ

豊作と安全を守るためなんじゃないの?

ことみ

それをなんか願いが叶うとかなんとかよく分からないことに勝手に変えててさ

ことね

まずそもそもの話、私達の時代でこれは終わったのでしょう?

ことね

よく考えたら作物も豊作にならなかったし、安全になんかちっともならなかったから。

ことね

それをあなたたちが勝手にやったせいでなぜか私たち怪異になってしまったし

双子の姉妹

もういい加減にしなさい!!

す、すみませんでした…

ことみ

ごめんね?7番さんとえーと、女の子さん?

ことね

本当にごめんなさい

花子さん

いやいや別に、、ね?

花穂

うん、というか助けてくれてありがとうございます!

ことね

私たちはこれを機に2番の席を降り、元帰る場所へと行きますわ

ことみ

ほんと迷惑かけちゃってごめんね

ことね

すぐに元の場所へと送りますね

双子の姉妹

それではまたいつか

花穂

…は!

花子さん

あら、元の場所に戻ってきたみたいね

花子さん

さーて、今から拷問を始めるわよ

花穂

え、ちょ、怖いよ花子さん

花子さん

いや。さすがに嘘よ?

花子さん

ちょっと聞きたいことがあるだけ

花穂

花子さん

なんで花穂はあそこにいたのかしら?

花穂

だってだもん

花子さん

どういうことよw

花穂

花子さんがおかしかったからあそこ行って願ったら元に戻ってくれるかなって!

花穂

そう思ったらなんか体が勝手に動いてて。

花穂

それで…

花子さん

私何かおかしかったとこあったかしら?

花穂

え?だって前昨日私がここ来た時逃げてって言ったり、変なことずっと言ってたから…

花子さん

あぁ〜。ね?

花子さん

あれはまぁ…しょうがないわよね

花穂

どういうことなの?

花子さん

いや、ちょっと風邪にかかってしまったのよ

花子さん

七不思議がかかる風邪は一般人にかかると結構まずいから だから逃げてって

花穂

ん、もう!!紛らわしい!

花子さん

ごめんよぉ〜

花穂

ほんっと花子さんったら!!

花子さん

ーーーー

花穂

ーーー

花子さん

ーーー!

なんだかんだあったけど、花子さんがいつも通りでよかった

今日から探偵になりました

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